今年は義理チョコが減る?2022年バレンタイン調査の結果発表

2022年は、例年と少し傾向が変わってきているようだ。

日本最大級のハンドメイドマーケップレイス「Creema(クリーマ)」を運営するクリーマ社は、ユーザー1,087名を対象に「バレンタインデーに関するアンケート調査」(*)を実施した。

昨年に引き続き義理チョコはマイナス傾向。そして「自分へチョコ・プレゼントを購入する」という人が増えるという結果になった。長引くコロナ禍の中で、自分をいたわるための「セルフラブチョコ」が注目を集めている。

「義理チョコを贈る」は昨年の31.8%から14.5%へ

​図1.今年のバレンタインデーは、誰に贈る予定ですか

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誰にプレゼントを贈るかという質問には、「夫・妻」「子ども」「親・兄弟姉妹・祖父母」がトップ3を占め、「自分」という回答が続いた(図1)。

図2.今年のバレンタインデーで意識していることがあれば教えてください

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今年は義理チョコを贈ると答えた人は14.5%(図2)と、昨年の31.8%と比較すると大幅なマイナス傾向にあることがわかる。

また、「大切な人へのプレゼントにはこだわりたい」という回答も35.2%と多く見受けられ、義理チョコよりも、大切な人や自分へのプレゼントを贈りたいという傾向が顕著に現れている。

図3.「自分にプレゼントを購入する」と答えた人の割合

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また、「自分へのプレゼントを購入したい」と答えた人の割合は、コロナ禍前の一昨年、昨年、今年と比べても増加していた(図3)。

長引くコロナ禍の中で、自分を労りたいという「ご自愛ブーム(消費)」がバレンタインデーにも影響しているようだ。

フェアトレードやエシカル、ヴィーガンチョコが人気

図4.自分用に購入するなら、どんなものがいいですか

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自分用のチョコレートには「素材・食材にこだわったものを買いたい」が43%と目立つ(図4)。

美味しいことはもちろん、特別感があり身体に優しいチョコレートが人気。またフェアトレードのものや環境へも優しいエシカルチョコもランクイン。

ただ高級な「ご褒美チョコ」ではない「セルフラブチョコ」というところに、今年ならではの傾向が見られる。

「手紙やラッピングにこだわりたい」という声も

図5.今年のバレンタインデーのプレゼントに当てはまることがあれば教えてください

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どんなものを贈るかについては「素材や食材にこだわったものを贈る」に続いて「ラッピングや手紙にこだわる」がランクイン(図5)。また、オーダーメイドをはじめとした「一点もの」を贈りたいという声も。

Creemaは、創作活動に取り組む全国のクリエイターと、生活者が、オンライン上で直接オリジナル作品を売買できるCtoCマーケットプレイス。バレンタインやホワイトデーのプレゼントにちょうどいいアイテムも豊富に揃っている。

今年のバレンタインは、「セルフラブチョコ」としてちょっといいものを楽しむのもありだ。

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https://www.creema.jp

(hachi)

* 調査方法:インターネット、調査期間:1月14日(金)、調査対象:Creemaユーザー 男女1,087名