国産ジーンズの老舗「JOHNBULL」より新レーベル「ソーイングチョップオールズ」登場

『NEO VINTAGE』ーイチからのモノ作りの復活を提案する新レーベルが登場。

■ヴィンテージの良さに、現代ならではの新たな魅力が加わる
岡山県・児島にて、国産ジーンズを手掛けるメーカー「JOHNBULL(ジョンブル)」。創業より68年、現在ではジーンズを中心としたカジュアルウエアの企画、製造、販売を手掛ける。全国に店舗を構え、自社工場での高い縫製技術と感性を強みとしている。

「JOHNBULL」から、新レーベル「Sewing Chop O’alls(ソーイングチョップオールズ)」が12月にデビューした。

レーベル名には、「Sewing:縫製」「Chop:意匠」「O’alls:作業着・衣服」という意味が込められている。

ヴィンテージが持つ素材やディテール、縫製、仕様が醸し出す佇まいをただそのまま復刻するのではなく、当時の時代背景を想像した新たな素材を開発。意味のある縫製や仕様を把握し、シルエットはやぼったくならないようスッキリと。

■NEO VINTAGEアイテム
新レーベルのアイテムは、2022年1月よりJOHNBULL直営店とオンラインサイトにて先行販売。一部アイテムをご紹介しよう。

AUTHENTIC JEANS

¥22,000

40~50年代頃の作業着であるジーンズをイメージし、腰回りから裾にかけてゆとりのあるシルエットに仕上げた5Pジーンズ。糸・染め・織り・加工から見直し、このジーンズのためだけに開発したオリジナルデニム生地を使用している。

US NAVY DENIM TROUSERS

¥26,400

ライトオンスのセルヴィッチデニム。40年代のUSNサイドノーシームのデッキパンツをベースにシルエットをアレンジした。緯糸の密度を通常よりも増やしつつ、強撚糸を使用することで軽さと丈夫さを備えた一着に。

CARPENTER JEANS

¥26,400

ペインターならではのライトオンスデニム。膨らみ感と立体感を表現するために、細部の仕様にまでこだわった。特に脇は、縫製の難しい耳使いで3本針半巻き縫いすることで表情を出している。

UTILITY TROUSERS

¥24,200

40~50年代のヘリンボン生地を分析し、落綿混のナチュラルなムラ糸を開発。シンプルなデザインのベイカーパンツだからこそ 、ディテールバランスや前立ての歪みの補正、ワイドながらもやぼったくならないよう程良くテーパードを入れるなど、シルエットにまでこだわった。

FRENCH ARMY FIELD TROUSERS

¥30,800

近年人気があり、入手困難なフランス軍M-47のカーゴパンツ。オーバーサイズ気味な独自の雰囲気を活かしながら、履きやすいシルエットにアレンジした。ゆとりを持たせつつスッキリとしたスタイルに仕上がっている。

MILITARY CHINO TROUSERS

¥24,200

40年代初期の米軍で使用されていたチノーズ。生地は研究のうえ、オリジナルで開発。 高密度なのに柔らかさがあり、穿きやすいチノに仕上がっている。

USMC HBT TROUSERS

¥24,200

40年代の米海兵隊USMC(US.MARINE.CORPS)のP-41をベースにテーパードをかけ、タウンユースに。オリジナルのヘリンボン素材を研究し、染色までこだわった生地を使用している。

ヴィンテージの味のあるシルエットを、現代風にバージョンアップするSewing Chop O’alls。ファッション通が注目するレーベルと言えるだろう。

公式サイト:https://www.privatelabo.jp/contents/lookbook/1555733_20211220/?p=1555733

※価格は税込

(IKKI)