建設現場×アート!全国の仮囲いに障害のある作家が描いたアート作品を展示

アート作品が全国の建設現場の仮囲いを彩るプロジェクトがスタートする。

「全日本仮囲いアートミュージアム」を展開するヘラルボニーと、大和ハウスグループの大和リースは、大和リースが手掛ける全国の建設現場の仮囲いに知的障害のある作家のアート作品を展示する基本協定を、12月1日に締結した。

基本協定締結後、初の展示として、12月3日(金)から2022年3月19日(土)まで、大和リースが施工する鹿児島県内の建設現場(福祉施設)の仮囲いに、県内出身の3名の作家が描いたアート作品全4作品を展示していく。

■3年間で全国の建設現場が計100作品に彩られる
ヘラルボニーは、障害のある人が地域でその人らしい働き方を選択する機会が限られているという社会課題に対し、障害のある作家が描いた作品をライセンスとして展開することで新しい働き方の機会を地域で創出している。

大和リースは福祉施設建設などさまざまな事業を行う中で、建設現場の仮囲いをアートで彩り、障害のある作家の個性や才能を地域住民に発信する場として活用するヘラルボニーの取り組みに賛同し、協定締結に至った。

「全日本仮囲いアートミュージアム」案内パネル

大和リースは今後3年間で全国のさまざまな建設現場の仮囲いに、年間5、6現場(1現場4~8作品)計100作品の展示を行う予定だ。

■カラフルで個性豊かなアート作品
現在、展示されているのは、「社会福祉法人ゆうかり」に在籍する作家の作品。

1. 郡山洋己 作 「桜島」

2. 上山滉平 作 「メリーゴーランド」

3. 上山滉平 作 「アニマルアルファベット」

4. 山下清春 作 「てんとう虫」

■建設現場のイメージ向上や新しい感性を磨くきっかけにも
ヘラルボニーが手掛ける「全日本仮囲いアートミュージアム」は、建設現場の仮囲いが活用できていない課題を解決し、新たな価値を創出することを目的に2018年11月より取り組んでいる事業だ。建設会社による作品掲出費用の一部が作家(在籍する福祉施設経由)に還元される仕組みを導入している。

また、建設現場のイメージ向上や、現場で働くスタッフなどの新しい感性を磨くきっかけにもつながっている。様々な企業が賛同し、これまで約40ヶ所の建設現場で作品が展示されている。

味気ない囲いが美しいアートとなる試みに、鑑賞することで参加してみたい。

ヘラルボニー HP:https://www.heralbony.jp/
大和リース HP:https://www.daiwalease.co.jp/

(suzuki)