“年クルマ”は日産ノートが獲得! 輸入車のイヤーカーや部門賞も決定


日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝いたのは、「日産 ノート/ノート オーラ/ノート オーラ NISMO/ノート AUTECH CROSSOVER」。

<授賞理由>
走りの質が大幅に向上した新開発プラットフォームと第2世代e-POWERの組み合わせで、従来のコンパクトカーの概念を大きく変えた。先代モデルから進化したe-POWERは、モデルや駆動方式によって特性を細かく変更。バッテリーEVでなければ味わえないスムーズなモーター走行を、優れたシリーズハイブリッドシステムの搭載により、手頃な価格で実現したことがあらためて評価された。

基準車のノートに加えて、国産コンパクトカーに質感という概念を持ち込んだ「ノート オーラ」、スポーティで楽しい走りの「ノート オーラ NISMO」、アクティブ性能を高めた「ノート AUTECH CROSSOVER」という3つの個性と選択肢を広げた点でも支持を集めている。


インポート・カー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのは、「フォルクスワーゲン ゴルフ/ゴルフ ヴァリアント」。

<授賞理由>
ハッチバック/ヴァリアントともに、優れたパッケージングやパワートレーン、走行性能は歴代ゴルフからの伝統で、今なおこのクラスのベンチマークといえる。新たに導入された48Vマイルドハイブリッドの1L・3気筒eTSIエンジンは、小排気量とは思えない力強い走りが評価された。また、全体的なバランスの良さや総合力の高さも評価している。


デザイン・カー・オブ・ザ・イヤーは、「BMW 4シリーズ(クーペ/カブリオレ/グラン クーペ/M4クーペ)」。

<授賞理由>
BMWのアイデンティティであるキドニーグリルを、伝統に臆することなくチャレンジして、カーデザインの新たな地平を切り拓いた点が評価された。この新しいデザイン言語に基づいたフロントマスクが、2ドアクーペ/カブリオレ、そして4ドアのグラン クーペのいずれにも調和している点も支持されている。


テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したのは「三菱 アウトランダー」。

<授賞理由>
先代モデルからPHEVシステムが刷新され、前後モーターの出力が向上。バッテリー容量、燃料タンク容量の拡大により航続距離も延長された。電動走行可能な距離も伸びた上に、ツインモーター4WDを軸とした車両運動統合制御システム・S-AWCの進化で、SUVとは思えない軽快なハンドリングを手に入れた点が評価された。


パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤーは「シボレー コルベット」。

<授賞理由>
シボレーブランド初のミッドシップスポーツカーながら完成度の高いハンドリングを実現している。502馬力を発生する6.2L V8エンジンを搭載して官能的な走りを披露する一方、日常域での扱いやすさや右ハンドルを設定したこと、さらに、ヨーロッパの3,000万円級のスーパーカーにも劣らない性能ながら、アフォーダブルな価格設定も評価された。


K CAR オブ・ザ・イヤーは「ホンダ N-ONE」という結果になった。

<授賞理由>
伝統を守りつつ、中身を刷新した開発姿勢。それによって手に入れた登録車を凌駕する動的質感に評価が集まった。ターボエンジンの設定やHonda SENSINGの搭載などで長距離走行も難なくこなすが、自然吸気エンジンの優れた静粛性や動力性能の高さも支持された。軽自動車で初めて、FFターボ車に6速MTを設定したことも高く評価された。

ベスト5ならびに得点は以下の通りだ。詳細を知りたい人は公式サイトをチェックしよう。

1位:日産 ノート/ノート オーラ/ノート オーラ NISMO/ノート オーテック クロスオーバー=335点
2位:トヨタ GR86/スバル BRZ=264点
3位:ホンダ ヴェゼル=227点
4位:三菱 アウトランダー=206点
5位:フォルクスワーゲン ゴルフ/ゴルフヴァリアント=168点

公式サイト:http://www.jcoty.org/

(zlatan)

画像元:一般社団法人日本カー・オブ・ザ・イヤー