昨今問題になっているフードロス。未利用ぶどうのフルーティピッツァで、その問題について考えてみたい。
総合プロデュース企業八芳園は、11月3日(祝水)より、包括的連携協定を結ぶ山梨県山梨市とともに取り組む、山梨市の未利用フルーツを使用したフードロス削減への取り組み「山梨市フルーティピッツァプロジェクト」を本格始動する。
■「山梨市フルーティピッツァプロジェクト」
八芳園がこれまでのプロデュース事業の中で培ってきたフード開発力の強みを活かし、山梨市の未利用の農作物などを活用した、フードロス削減へと繋がる新たな食の商品開発に取り組んでいる。 その取り組みのひとつである「山梨市フルーティピッツァプロジェクト」。
今年8月には、山梨市の未利用の桃を使用したフルーティピッツァが完成し、本格始動を前に先行販売を行い話題となった。今回、第2弾として、山梨市の未利用のぶどうを使用したフルーティピッツァが完成。
■フルーティピッツァ第2弾は、山梨市の未利用のぶどうを使用
フードロス削減への取り組みとして開発されたフルーティピッツァ。第2弾となるぶどうのピッツァで使用しているのは、未利用となった山梨市のワイナリー「東晨洋酒」田草川氏の手掛けるぶどう「ピオーネ」と、人気のマスカット品種「シャインマスカット」。
ぶどうは”ひと房”として出荷されるため、生産の中で天候不順や動物による被害を受けてしまうと、”ひと房”として出荷することが難しくなってしまう。
プロジェクトでは、そのような理由で未利用となってしまうぶどうを使用し、フレッシュなうちに八芳園のパティシエが加工。その後、北海道江別市のピッツェリア「EBEZZA」の協力のもと、冷凍ピザとして開発した。
■「山梨ヌーボー祭り」で販売開始!山梨市ではキッチンカーで販売
今回開発されたフルーティピッツァは、「山梨ヌーボー祭り」にて販売を開始する。完成したフルーティピッツァの冷凍ピザの販売はもちろん、店内のカフェスペースでは、今年解禁となった山梨市のワインとともに味わえるよう、1/4サイズのフルーティピッツァを提供。
また、初日となる11月3日(祝水)には、山梨市を走るキッチンカーでもフルーティピッツァが販売される。
未利用農産物などの有効活用による「フードロス削減」への取り組みを、美味しいピザを通して体験してみよう。
『 山梨ヌーボー祭り 』
開催日:11月3日(祝水)~4日(木)
場所:「MuSuBu」東京都港区白金台4-9-19 HAPPO-EN URBAN SQUARE 1階&2階
八芳園:http://www.happo-en.com/
(田原昌)
※開催状況が記事の掲載時と異なる場合があります。ご利用時には公式HPなどで最新情報のご確認をお願いします。