ノモス グラスヒュッテから「アウトバーン」限定エディションが誕生

デザイナー ヴェルナー・アイスリンガーがデザインをした3つの新しいカラーとオリジナルブレスレットが個性的なコレクションが誕生。

ドイツの機械式時計ブランド、ノモス グラスヒュッテから新作限定版「アウトバーン・ディレクターズカット」3型が11月1日にリリースされる。

■ノモス グラスヒュッテの「アウトバーン」限定エディション

商品名:アウトバーン・ディレクターズカット 価格:各¥610,500

左からA9、A3、A7と名付けられたモデル名の由来はドイツの高速道路「アウトバーン」の路線名だ。

ノモスのコレクションの中でも新しいシリーズである「アウトバーン」は、今日活躍する最も有名なデザイナーの一人である、ヴェルナー・アイスリンガーがデザインを担当。A3「白/オレンジレッド」、A7「ブルー/イエロー」、A9「ブラック/グレー」の各モデル名は、デザイナーがお気に入りのドイツの高速道路の路線名から名づけられている。

この新カラー3色は既存のレギュラーモデルに比べ鮮やかな色が映える。そのインパクトがある配色は1960年代から1970年代にドイツの街道を彩っていたクルマ達を偲ばせる。

この新しいノモスの時計はビンテジカーよりもさらに美しい仕上がりに。エンジンはより効率よく働き、環境問題に配慮されているネオマティックキャリバー(ネオマティックとはノモスの新世代自動巻きキャリバー)DUW6101を搭載し、腕の動きを動力としてチャージする高効率な巻き上げのメカニズムを持っている。

日付表示という複雑機構を持ちながらもこのムーブメントは非常に薄型であり、高さが3.6mmしかない。

スリムなプロポーションを持つ自社製キャリバーは、文字盤に複数のカーブを与えることを可能にし、外周が立ち上がっている文字盤は、スモールセコンドダイヤルの部分で再び窪んでいる。

エレガントなカーブは文字盤に深みを印象付け、ダイナミックで全く新しい特徴を持つ時計に仕上がっている。

アウトバーンA3。ディレクターズ・カットの白バージョンではオレンジレッドのルミナスリングが特徴的。

アウトバーンA7。極厚のスーパールミノバブロックを使用したイエローのルミナスリングが目を引く。

アウトバーンA9。ダークグレーのルミナスリングは夜間にはターコイズブルーに発光する。

文字盤の外周に合わせて配置されたデイト・ウインドウも大きな特徴だ。湾曲した横長のウインドウは昨日、今日、明日の3日間を一度に表示。特許取得済のこの日付表示は、特別なプログラムディスクを組み込むことで省スペースを実現し、日付変更禁止時間帯(ダウンタイム)を縮小することに成功している。

さらに、両方向へ日付の早送りができるためたいへん使いやすく、誤って日付変更禁止の時間帯に早送りをしてしまったとしても特別なクラッチによって機構の破損を防ぐ機能も持っている。

「アウトバーン」は特徴的な発光リングにより暗闇でも高い視認性を持ち、精度はグラスヒュッテでクロノメーター基準に合わせて調整されている。

「アウトバーン・ディレクターズカット」はこれらの特別仕様を備えていながら、価格はレギュラーモデルと変わらない設定となっている。

裏蓋には限定モデルであることを表す刻印が入る。

グラスヒュッテの時計製造の歴史175年を祝福する特別限定エディションは著名なデザイナー、ヴェルナー・アイスリンガーによる「ディレクターズカット」であり、各175本の限定生産だ。

https://nomos-glashuette.com/ja

(IKKI)