東京・町田に既存店舗を活用した「高級サンドイッチのテイクアウト専門店」誕生

店舗をフル活用する発想から誕生した、リッチな美味しさ。

■進化系営業スタイル「ハイブリッド営業」

コロナ禍における飲食店の進化系営業スタイル「ハイブリッド営業」。

夜はワインバル、昼はサンドイッチ専門店。既存店舗のデッキスペースを活用したサンドイッチのテイクアウト専門店「Mr.3℃(ミスターサンド)2号店」が東京・町田にオープンした。

「Mr.3℃ 2号店」は、同じ会社が運営する「ESOLA(エソラ)町田店」の店頭デッキスペースを活用し立ち上げた店舗。「ESOLA」はディナー帯の営業、「Mr.3 ℃」はランチ帯の営業と業態を変えて時間をフル活用する飲食店の新しい営業スタイルだ。

8月に代々木上原でスタートした事業でありながら、10月には町田以外に、大宮、五反田、向ヶ丘遊園、飯田橋、神楽坂、府中、千歳船橋などに現業態を問わず出店が決まっている。

■全ての素材にこだわったサンドイッチ

サンドイッチには、北海道の十勝加藤牧場の優しい甘さとコクが特徴のジャージー牛乳と道産の小麦「ゆめちから」を使った、狛江市の「KOMAE BAKERY MAKANA」の食パン「ゴールデンミルク生食パン」を使用。さらに、パンの良さを引き立てるように軽めの生クリームを使うほか、フルーツは「旬のもの」も取り入れられるよう専門業者と連携を取っている。

⼗勝加藤牧場の「ゴールデンミルク」

ゴールデンミルク⽣⾷パンには北海道⼗勝加藤牧場のジャージー⽜乳を使⽤。

ジャージー⽜乳は栄養由来の⽢みがギュッと詰まった濃密な⽜乳。しかし、⽇本で飼育されているジャージー⽜は乳⽜全体の0.6%のみと⾮常に貴重。その貴重さと淡い⾦⾊をしていることから「ゴールデンミルク」と呼ばれている。

理想の素材を求めてようやく出会えたという⼗勝加藤牧場。そこで家族同様の優しさ・思いやりを持って育てられた⽜から⽣まれる「ゴールデンミルク」。⾷パンは⽣産者の愛情と想いが詰まった、この希少価値の⾼い⽜乳を使っている。

ジャージー牛乳を使った「ゴールデンミルク生食パン」

前述の通り、「ジャージー⽜乳を使った⾷パン」という前例のない逸品。⼩⻨に「ゆめちから」を使⽤するのはジャージー⽜乳の“濃厚で優しい⽢さ”を最⼤限に引き⽴てる為と、素材全てにこだわりを見せる。

ふわふわの⾷感と濃厚でクリーミーな味わいは、加⽔率を限りなく100%に近づけることで実現できたという。

希少なミルクを使った食パンを利用しながら、リーズナブルな価格で販売できるのはハイブリッド営業という形態だからとのこと。コロナ禍に負けずに進化する飲食業界の最前線の味を試してみては。

Mr.3℃(ミスターサンド)町田店

所在地:東京都町田市中町1-1-4 NO.R町田北ビル1F
食べログ:https://tabelog.com/tokyo/A1327/A132701/13264060/dtlrvwlst/?rvw_part=favorite_rvwr

(冨田格)