ロボットの存在が、ますます身近なものになる。
■AI案内ロボットの解説で宇宙を知る
多様なロボットの導入が拡大していく中で、人とロボットが共生する社会を創っていくことを目指し、国内外のロボットメーカーと連携を図りながら、ロボットの導入、社会実装を進め、サービスロボットのローカライズとグロース支援を行っている「IGP ROBOTICS」。
東京ドームシティの黄色いビル6Fにある「宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)」は、「IGP ROBOTICS」と連携し9月24日(金)からAI案内ロボットを活用したガイドツアーサービスの開始に向けて、試験導入を行う。サービスの正式スタートは10月1日(金)を予定。
このサービスは、AI案内ロボットがTeNQのサイエンスエリア内を移動しながら、展示物を音声で解説するというもの。
TeNQリサーチセンター長である東京大学大学院の宮本英昭教授監修による展示解説のほか、クイズやロボットとの写真撮影など、宇宙や展示内容についてよりわかりやすく楽しみながら理解することができるツアーだ。
■AI案内ロボットのサイエンスガイドツアー内容
設定してある停止位置に到着すると、そのコーナーについての解説をAI案内ロボットが自動でスタートする。利用者は、ロボットの近くでヘッドホンを装着し、宮本英昭教授監修の約30分にわたる展示解説を聞くことができる。
また、簡単なクイズやロボットとの写真撮影なども楽しめる。
今回設置するのは、AI案内ロボット「Cruzr(クルーザー)」。日本語での会話に加え、ダンス、動画、音声などのエンタメ機能を搭載。すでに国内外の小売・ホテル・空港・博物館などで、多くの実績をもっている。
AI案内ロボット「Cruzr(クルーザー)」
大きさ:1393mm×幅:650mm×縦:537mm/重さ:46kg/画面:11.6インチ タッチパネル 1920×1080
AI案内ロボットの解説を聞きながら、大宇宙の世界に思いを馳せたい。
宇宙ミュージアムTeNQ
入館料:一般1,800円
AI案内ロボット解説サービス:300円(専用ヘッドホンのレンタル付き)
所在地:東京都文京区後楽1-3-61 黄色いビル6F
公式サイト:https://www.tokyo-dome.co.jp/tenq/
(冨田格)