開放的なバスで飛行機を間近で見られるという、大人でも興奮しそうなツアーを紹介しよう。
■福岡空港内をめぐるマニアックなツアー
西日本鉄道と福岡国際空港は、福岡市内の主要観光スポットを巡る福岡オープントップバスにおいて、11月6日(土)、7日(日)の2日間のイベント運行として、福岡空港内の普段は立ち入ることができないエリアを走行する「福岡空港ビューんとツアー」を実施する。
このツアーは、通常、飛行機まで旅客を輸送するランプバスや許可された車両のみが走行可能なエリアを屋根がない福岡オープントップバスで走行する。そのため、駐機している飛行機や滑走路に離着陸する飛行機を間近で見られる。運行コースは3種類で、どのコースも福岡空港や飛行機の魅力を思う存分満喫できる。
屋根がなく開放的な福岡オープントップバスと「アジアの玄関口」である福岡空港がコラボレーション。普段は関係者しか入れないエリアを走行することで、このツアーでしか体感できない特別な景色が楽しめる。
■コースは3種類を用意
Aコース(天神・福岡市役所前10:30発)
福岡市役所→福岡都市高速道路→福岡空港国内線団体バスのりば(手荷物検査)→国内線・国際線連絡バス専用道路(国際線へ)→国際線側出入口(セキュリティ検査)→福岡空港内→国内線側出入口→福岡空港国内線団体バスのりば→福岡都市高速道路→福岡市役所
天神を発着するAコースは午前中に天神を出発。福岡空港内を走行したあとは国内線団体バスのりばで下車でき、空港内でのランチやお買い物も楽しめる。もちろん天神まで帰る場合は福岡市役所まで乗車できる。
なお当日はツアーの乗車券で、福岡空港国内線ターミナル南バス停、福岡空港前バス停から博多駅・天神方面への路線バスに乗車できる。
Bコース(福岡空港国内線団体バスのりば14:30発、17:00発)
福岡空港国内線団体バスのりば(手荷物検査)→国内線・国際線連絡バス専用道路(国際線へ)→国際線側出入口(セキュリティ検査)→福岡空港内→消防庁舎→国内線側出入口→福岡空港国内線団体バスのりば
福岡空港発着のBコースは、空港東側に位置する消防庁舎までバスが走行。空港用化学消防車を間近でみられる。AコースとCコースにない特別感を体験できる。
Cコース(福岡空港国内線団体バスのりば20:00発)
福岡空港国内線団体バスのりば(手荷物検査)→国内線・国際線連絡バス専用道路(国際線へ)→国際線側出入口(セキュリティ検査)→福岡空港内→国内線側出入口→福岡空港国内線団体バスのりば→福岡都市高速道路→福岡市役所
福岡空港発・天神着のCコースは、何といっても夜間運行であることが一番の特徴だ。滑走路に光輝く無数の灯火は幻想的。福岡市役所まで乗車できるが、国内線団体バスのりばでも下車できる。
ツアー料金は3コースとも大人3500円(税込)、4歳以上~小学生2720円(税込)。予約方法は九州バスネットワークポータルサイトもしくは九州高速バス予約センターまで。
11月6日(土)ツアー分の予約受付開始は10月6日(水)から、11月7日(日)ツアー分の予約受付開始は 10月7日(木)から。
福岡空港は市街地から近いため、ツアーに気軽に参加できるのもポイントだ。
福岡ビューんとツアー
https://fukuokaopentopbus.jp/wp-content/uploads/2021/09/fotb-fukuokaairport.pdf
(GINGA)