7月1日に発表された新型メルセデス・マイバッハ Sクラスは、新型Sクラスのロング版からさらに180mmホイールベースを延長し、ショーファードリブンとしての快適性や静粛性、ラグジュアリーを極めたアピアランスを追求している。
後席へのアクセスは、自動開閉式のコンフォートドアによる実にスマートなもの。ドアの開閉は、車外ドアハンドルあるいはルーフライナーに設置されたプッシュスイッチで操作できる。
室内はさながら高級ラウンジのような雰囲気を漂わせていて、この上なく快適で上質な移動を予感させる。
後席のエグゼクティブシートは、リクライニング角度を最大43.5度まで倒すことができ、助手席に誰も着座していない場合には、助手席が自動的に前方へ移動して足元スペースを広げる。
また、従来より調整範囲を50mm拡大したレッグレストには、ふくらはぎのリラクゼーション機能が新たに装備されている。
さらに4人乗り仕様のファーストクラスパッケージを選択すると、後席が左右独立型となり、クーリングボックスや格納式テーブル、シャンパングラスなども装備される。
パワートレーンは2種類で、4.0LのV8直噴ツインターボ(503ps/700Nm)+マイルドハイブリッド(20ps/200Nm)、もしくは6.0LのV12直噴ツインターボ(612ps/900Nm)から選択。いずれも9速ATと4MATIC、さらには後輪操舵システムを組み合わせる。
そのほか、足回りやパワートレーンのセッティングを変える「ダイナミックセレクト」には、「コンフォート」よりもさらに快適性を重視した「マイバッハ」モードが加わっている。
■グレードおよび価格
S580 4MATIC=2,648万円(左/右ハンドル)
S680 4MATIC=3,201万円(左ハンドルのみ)
(zlatan)
画像元:メルセデス・ベンツ日本
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