日産ティアナをベースにしたガリュー(5代目)は、富山の小さな自動車メーカー・光岡自動車のクラフトマンシップによって、新たな個性をハンドメイドで注入したモデル。
すでに2020年5月に生産終了となっているガリューだが、今回は米国の現地法人「ミツオカモータースアメリカ」の設立35周年を記念し、わずか1台のスペシャルモデルが日本市場へと導入されている。
ベース車は北米向けの「日産アルティマ 3.5 SL(2016年モデル)」を使用しているため、5代目ガリュー販売時には無かった左ハンドル仕様となる。
ボディサイズは、全長4,980×全幅1,830×全高1,470mm。ロールス・ロイスをモチーフとした高貴なデザインや、低重心かつ伸びやかなスタイルが特徴となる。
パワートレーンには、最高出力274ps/最大トルク340Nmを発生する3.5LのV6自然吸気エンジン+エクストロニックCVT+FF(前輪駆動)を搭載。その勇ましいばかりの加速は、見た目とのギャップすら感じるものだろう。
外装色はスーパーブラック、内装色はチャコールレザーを採用。本革シートやムーンルーフ、パナソニック製のカーナビゲーション「ストラーダ(CN-RE07D)」、バックカメラなども装備される。ただし、オーディオのステアリングスイッチは機能しない。
価格は638万円。MITSUOKA麻布ショールームでの実車展示ならびに購入申し込みの受付期間は、7月8日(木)~8月31日(火)まで。応募者が20名に達した時点で期限を待たずに受付終了となる。
そして、20分の1という狭き門を潜り抜けた場合には、9月下旬ごろに光岡から当選連絡が届くという。
(zlatan)
画像元:光岡自動車
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