「マセラティ」 初の電気自動車 「次期型 グラントゥーリズモ」プロトタイプ写真を公開

注目の新車の情報に触れるたびに期待感は膨らんでいく。

■ブランド初の電気自動車

マセラティ・イノベーション・ラボからモデナの一般道へと発進した、「次期型マセラティ グラントゥーリズモ」のプロトタイプの写真が初公開となった。

この「マセラティ グラントゥーリズモ」はブランド初の100%電気自動車としてデビューを予定している。

正式な発表にむけて、プロトタイプによる様々な走行条件におけるテストが一般道およびサーキットで実施され、最終化にむけての走行データの取得が進められている。

■「マセラティ」の今

「マセラティ」は、並外れた個性で全車種において一目で認識される唯一無二の車を生産している。そのスタイル、テクノロジー、そして、もって生まれた高級感により、高度な要求をする目の肥えた人々を魅了し、常に世界の自動車業界のベンチマークとなってきた。

成功を収めた車の伝統は、デザイン、パフォーマンス、快適さ、優雅さ、安全性のそれぞれの観点からイタリアのスポーツカーを再定義し、現在70か国以上の市場で販売されている。

現在のラインアップは、旗艦車の「クアトロポルテ」、スポーツセダンの「ギブリ」、そしてマセラティ初のSUV「レヴァンテ」であり、すべてのモデルに最高品質素材の使用し、卓越した技術を兼ね備えていることが特徴。

「ギブリ」と「レヴァンテ」には、トライデントブランド初の電気自動車であるハイブリッドバージョンも用意されている。V6とV8のガソリンエンジン、4気筒のハイブリッドエンジンを搭載し、後輪駆動と4輪駆動を備える充実したラインアップとなっている。

パワフルな580ps V8エンジンを搭載した、「ギブリ」「クアトロポルテ」「レヴァンテ」で構成されるトロフェオコレクションは、性能面においてトライデントブランドのDNAをさらに体現している。

最高級のスーパースポーツカー「MC20」は、革新的なネットゥーノV6エンジンを搭載し、標準生産車のパワーユニットとして初めてF1由来のテクノロジーを採用している。

「ギブリ」と「クアトロポルテ」はグルグリアスコ(トリノ)にあるアヴォカート ジョバンニ アニエリ工場(AGAP)で、「レヴァンテ」はトリノのミラフィオーリ工場にて。「MC20」は、モデナの歴史的なヴィアーレ チロメノッティ工場で生産している。

次期型 グラントゥーリズモの正式デビューを心ときめかせながら待ちたいものだ。

マセラティ ジャパン:https://www.maserati.com/jp/ja

(冨田格)