Modulo Xは、ホンダ車を知り尽くした熟練のエンジニアたちが技術と情熱を惜しみなく注ぎこんだモデルで、現在は「S660」「ステップワゴン」「フリード」、そして今回の「フィット」をラインナップしている。
開発キーワードに掲げられている“実効空力”は、日常域でも体感できる空力効果を意味する。つまり、高速クルージングやワインディングはもちろん、近所のショッピングモールに向かう道すがらから、さらなる安定感や気持ちよさ、疲れにくさを感じられるチューニングを狙っているというわけだ。
具体的には、前後の専用エアロバンパーやテールゲートスポイラーなどを装着。さらに専用セッティングのダンパーや、スーパーGTのレーシングマシン由来のデザイン&軽量&しなやかさを追求した16インチ・アルミホイールを採用し、走行性能の向上を図っている。
また、専用の本革巻きステアリングホイールやセレクトレバー、本革×ラックススェードによるコンビシートを奢り、手やカラダが触れる部分における質感も向上させている。
そのほか、ブラック塗装のドアミラーやロアガーニッシュ、ダーククロームメッキエンブレム、Modulo X専用のインテリアパネル&パワースイッチなども採用する。
パワートレーンは、ホンダ独自の2モーター式ハイブリッド「e:HEV」を搭載し、モーターを主役とするEVライクな走りを実現する。価格は286万6,600円。
デビュー20周年を迎えたベース車の「フィット」には、専用シートなどを採用した「Casa(カーサ)」と「Maison(メゾン)」という2タイプの特別仕様車が設定されている。
(zlatan)
画像元:本田技研工業
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