快適装備を充実化した「X1」と「X2」が、ほぼ据え置き価格でリスタート

いまや「1」~「7」まで途切れることなくラインアップされているBMWのSUV=Xシリーズ。その中にあって、もっともコンパクトで身近な「X1」は、従来までのFR(後輪駆動)ではなくFF(前輪駆動)ベースとすることで、コンパクトなサイズ感とゆとりのある室内空間を両立している。

今回の改良では、ストップ&ゴー機能付きのACC(アクティブ・クルーズ・コントロール)や、ACC作動時にステアリング&レーンコントロールアシストまで行うドライビング・アシスト・プラスを標準装備とした。

また、運転席メモリー機能付きの電動フロントシートや電動テールゲートも標準装備とし、日々のカーライフをより快適に過ごせる仕立てとしている。

パワートレーンは2種類で、ガソリン仕様は1.5L・3気筒直噴ターボ(140ps/220Nm)+7速DCT+FF、ディーゼル仕様は2.0L・4気筒直噴ターボ(150ps/350Nm)+8速AT+4WDを組み合わせる。WLTCモード燃費は、前者が13.0km/L、後者が15.3km/L。

スタンダードなSUVスタイルを採用する「X1」に対し、よりデザインコンシャスな「X2」は、都市型かつスタイリッシュな個性を特徴とする。また、全高は「X1」よりも75mm低い1,535mmとしているため、一般的な立体駐車場にも対応する。

今回の改良では、「X1」と同じくストップ&ゴー機能付きのACCやドライビング・アシスト・プラス、運転席メモリー機能付きの電動フロントシートを標準化し、合わせてワイヤレスチャージングも装備している。

パワートレーンは3種類で、ガソリン仕様は1.5L・3気筒直噴ターボ(140ps/220Nm)+7速DCT+FFと、「M」仕立ての2.0L・4気筒直噴ターボ(306ps/450Nm)+8速AT+4WDをラインアップ。WLTCモード燃費は、前者が13.0km/L、後者が11.6km/L。

一方のディーゼル仕様は、「X1」のそれよりも高出力版となる2.0L・4気筒直噴ターボ(190ps/400Nm)+8速AT+4WDを組み合わせる。WLTCモード燃費は14.5km/L。

■グレードおよび価格
X1 sDrive18i xLine=467万円
X1 xDrive18d xLine Edition Joy+=503万円
X1 xDrive18d xLine=528万円
X1 xDrive18d M Sport Edition Joy+=521万円
X1 xDrive18d M Sport=546万円

X2 sDrive18i M Sport X=496万円
X2 xDrive20d M Sport X Edition Joy+=539万円
X2 xDrive20d M Sport=564万円
X2 M35i=705万円

(zlatan)

画像元:BMWジャパン