東日本大震災から10年。俳優たちの朗読を聞く「radiko “311 VOICE Message”」登場

東日本大震災から早くも10年が経ったが、あの時のことを風化させない取り組みが様々な場所で行われている。

radiko(ラジコ)では、“日常生活の尊さ”をテーマにした詩のオリジナル朗読コンテンツを公開中だ。

radikoは、3月11日(木)から18日(木)の深夜12時までの期間、ラジコ内にオリジナル朗読コンテンツ“311 VOICE Message”の特設サイトを設置。

本企画は、今を生きる “日常生活の尊さ”をテーマにした詩の朗読コンテンツを通して、日常を消失させた東日本大震災の風化を防ごうという取り組み。ひとつの詩を、企画に賛同した俳優たちが、それぞれの表現で朗読する。朗読音声はradikoで、全国どこからでも無料で聴取可能だ。

■今を生きる “日常生活の尊さ”がテーマ
詩は、CMディレクターで小説家でもある高崎卓馬氏のオリジナル。詩に、朗読に込めた想いを氏は以下のように語る。

「コロナの影響のなか、あの震災から10年が経とうとしています。忘れてはいけないあの出来事から私たちが学ばなければいけないものは何か。そんなことを考えて言葉をならべていきました。たくさんの俳優さんたちに音読をしていただき、それぞれの思いが重なり、そのどれもがすこしずつ違う意味を帯びて立ち上がります。耳は心のそばにあるのだと聞いたことがありますが、みなさんの声を通してこの詩を聞くとそれを実感します」。

朗読:安藤サクラ、伊藤沙莉、上野樹里、大森南朋、門脇麦、岸井ゆきの、窪田正孝、桜井ユキ、佐藤健、土村芳、長澤樹、松岡茉優、松田翔太、本木雅弘

なんでもない日常の素晴らしさを、改めて考えさせられる朗読だ。

特設サイト:https://radiko.jp/rg/311/voicemessage/

(田原昌)