アルファロメオのロゴに、ヴィスコンティ家の紋章であるビショーネ(大蛇)が描かれているように、両者を結ぶ縁は強くて深い。ちなみにロゴの左側に描かれている赤い十字架は、ミラノ市の紋章だ。
限定45台で設定された「ジュリア ヴィスコンティ・エディション」では、ビッシオーネと同じく、エレガントな専用ボディカラー「ヴィスコンティ・グリーン」をまとう。
この希少なグリーンだけでも上質なオーラが増している印象を受けるが、限定車では専用のエクステリアパーツを組み合わせることによって、車両全体から放たれるエレガンスをさらに引き立てている。
具体的には、ブレーキキャリパーを通常のレッド仕上げからイエロー仕上げに変更して、全体のまとまりや特別感を向上。
そして、フロントグリルの縁どりやミラーハウジングをブラック仕上げにしつつ、ダークタイプのエンブレムやエキゾーストパイプフィニッシャー、モノトーンのホイールセンターキャップを奢ることによって、大人の落ち着きを演出している。
インテリアでは、グリーンと相性のいいタンのレザー内装を採用するとともに、インテリアパネルを通常のアルミニウムからグレーオークウッドに変更することで、華麗なる一族を連想させるゴージャス感を漂わせている。また、特別装備のサンルーフが、前後席に開放感や柔らかに注ぐ太陽光をもたらす。
ベース車は上級グレードの「2.0 ターボ ヴェローチェ」で、パワートレーンは2.0Lの直噴ガソリンターボ(280ps/400Nm)+8速AT+FR(後輪駆動)が搭載されている。価格は619万円。
(zlatan)
画像元:FCAジャパン
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