地を這うような独特のスタイリングをまとうSC20は、カーボンファイバーによる軽量ボディや磨き抜かれたエアロダイナミクスを特長とする。また、高速走行時にも快適なオープンエアドライブを愉しめるように、空気の流れを支配しているという。
具体的には、レーシング仕様のランボルギーニ=「ウラカン GT3 EVO」や「Essenza SCV12」から得た空力ソリューションを採用。特徴的なツインフィンで囲まれたフロントスプリッターやボンネット・エアインテーク、彫刻的なボディサイド、3段階で調整可能なカーボンファイバー製の大型リアウイングなどにより、空気を切り裂きながら空気を味方につけた走りを実現する。
コックピットは、鮮やかな色彩とクールかつレーシーなデザインが融合されている。肝となる素材はやはりカーボンファイバーで、ダッシュボードやリアウォール、ドアパネルなど、室内の多くにそれが奢られている。
また、人間工学に基づいたアルカンターラ&レザー製スポーツシートにも、カーボンファイバー製のシェルが採用されている。
搭載されるパワーユニットは、ランボルギーニのフラッグシップである“V12”をベースに開発されている。
6.5LのV型12気筒・自然吸気エンジンは、最高出力770ps/8,500rpm、最大トルク720Nm/6,750rpmを発生。その強大なパワーは、最適化された7速ISR(インディペンデント・シフティング・ロッド)や電子制御センターデフを備えた4WDシステム、ピレリ・P Zeroコルサを介し、路面を鷲づかみする。
(zlatan)
画像元:ランボルギーニ・ジャパン
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