40年間走り続けた「西武鉄道101系車両」をメットライフドームの新エリアに設置

埼玉西武ライオンズの本拠地であるメットライフドーム。1塁側の新エリア「トレイン広場」に、西武鉄道101系車両(先頭車)が設置された。

■11月に現役を引退したばかりの西武鉄道101系車両をシンボルに

トレイン広場は、大型グッズショップ「ライオンズ チームストア フラッグス」に隣接する新しいエリア。

今年7月にクラフトビールとオリジナルフードが味わえる「クラフトビアーズ オブ トレインパーク」がオープンし、今回はメットライフドームエリアの新しいシンボルとして車両が1両設置された。

トレイン広場 完成予想イメージ

車両は1980年10月から40年間走り続け、今年11月に現役を引退したばかりの西武鉄道101系車両だ。

12月18日(金)22時45分頃に埼玉県横瀬町の西武鉄道 横瀬車両基地を出発し、約100kmの道のりを経て翌19日(土)3時30分頃に所沢市のメットライフドームに搬入した後、11時10分頃から車体をクレーンで吊り上げ、トレイン広場に敷設したレール上に設置したという。

■ホームランの際の演出など様々な楽しみ方を予定

来年1月には、車体にライオンズカラーや公式マスコットのレオ・ライナのイラストをあしらったラッピングを施す予定だ。

また、車両の上部にスピーカー、広場内に演出用の照明を複数台設置し、オープン後はライオンズがホームランを打った際や勝利時に、ドーム内のLビジョンや音響・照明と連動した演出が楽しめる。

電車の中にも入ることができ、写真撮影など様々な楽しみ方を用意するという。

2021年3月に予定されているオープンが待ち遠しい。

西武ライオンズ:https://www.seibulions.jp

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