『華麗なるギャツビー』『赤と黒』がテーマ、美しいルームフレグランス登場

寒さが増し、家で過ごす時間が長くなるこれからの季節は、自宅に漂わせる香りにもこだわりたい。

ベルギー発のルームフレグランスブランド「Baobab COLLECTION(バオバブコレクション)」は、12月1日(火)に発売する数量限定コレクションの先行予約受付を開始した。

■インピレーションが生み出す香りの世界

2002年のブランド設立以来、旅の思い出や豊かな風景、ファッショントレンドからインスピレーションを得て商品開発をしてきたバオバブコレクション。常に変化するトレンドに合わせて限定版コレクションを毎年発表している。

今回同ブランドが手掛けた「ハイソサエティ コレクション」は、2020-21年秋冬のファッショントレンドに見られる、ブルジョア的色彩をまとい、古典主義への回帰、有名小説のキャラクターをテーマとしている。

■有名小説のキャラクターをテーマにした「ハイソサエティ コレクション」

「Gatsby (ギャツビー)」

F スコット フィッツジェラルド著『華麗なるギャツビー』がテーマ。(インセンス、ペッパー、アンバー)

精巧なカットが施された深いグリーンの手吹きガラスのボトルが美しい限定品だ。

真のアメリカンドリームを描いた小説の主人公で、富さえあれば成り上がり者でもたった一代で代々続く資産家のような社会的地位を得られるアメリカの上流社会の姿を彷彿とさせるコレクションに仕上がっている。

「Louise(ルイーズ)」

スタンダール著『赤と黒』がテーマ。(ベリー、ジャスミン、トンカ)

レナ―ル家の夫人ルイーズは、小説『赤と黒』に登場する複雑な性格の主人公だ。ストーリーは退屈と逃げ場を求める心を通して、田舎の上流社会が見事に描かれている。己の欲望に満ちたルイーズが見せる“自らを焼き尽くす内なる炎” がインスピレーションとなっている。

赤味がかったバーガンディーの手吹きガラスのボトルに施された精巧なカットが美しい。アクセントになっているのは光沢のあるモノクロのフラワーモチーフが美しいキャップ。

「Swann(スワン)」

プルースト著『失われた時を求めて (1) 第一篇 スワン家の方へ』がテーマ。(アイリス、セダーウッド、ベチバー)

19世紀後半のブルジョア階級の家に生まれたスワンは、子ども時代のノスタルジーを忘れられない繊細な男性だ。小説の中では、ダンディで美しいものをこよなく愛する文学サロンの常連として描かれている。当時のブルジョアジーと上流社会が映し出されている傑作だ。

ブルーの手吹きガラスのボトルにはグラフィックモチーフのカットを施し、オブジェのような存在感とタイムレスな魅力を放つ。

香りを楽しみながら、テーマとなった小説を読んですごす冬の日も楽しそうだ。

「Baobab COLLECTION(バオバブコレクション)」

本体価格
各250ml:24,500円 2L:52,500円 5L:103,000円
詳細:https://baobab-collection.jp/?mode=f11

(Yuko Ogawa)