江戸の頃から大火や地震などの災害に対して、負けずに復興に向けて頑張ってきた日本橋の老舗。今回の新型コロナウイルスに対しても、復興の旗手となるべく立ち上がった。
オンラインストア「江戸東京一」において、老舗選りすぐりの逸品の数々を、自宅にいながら選べるようになった。
日本橋観光案内所や日本橋案内所を運営するスパートは、この厄難に際し、日本橋老舗が一同に会したオンラインストア「江戸東京一」をオープンした。
第一弾として、山本山、国分、八木長本店、榮太樓總本鋪、千疋屋総本店、大和屋、人形町志乃多寿司總本店、古樹軒より、選りすぐりの人気商品を取り揃えた。また、近日取扱予定の老舗には、伊場仙、小津和紙、黒江屋、さるや、日本橋木屋、榛原、竺仙、山本海苔店などが名を連ねている。
■オンラインストア「江戸東京一」
参画した名立たる老舗の創業年数が、計5,054年の壮大なオンラインストア。日本橋の魅力溢れる商品を通して日本を感じ、来るべき復興の日に想いを馳せてみよう。
各案内所はもとより、日本橋老舗の多くが緊急事態宣言により営業を自粛している今、日本橋から日本の元気を取り戻そうと、日本橋老舗の協力のもと、オンラインストアでの日本橋老舗商品の紹介・販売を開始するに至った。
今後、さらなる商品ラインナップの充実を図り、日本橋老舗が厳選した日本全国の生産者からのアイテムも紹介する予定だ。
■取扱商品一部(全て税込価格)
・山本山『べにふうき緑茶ティーバッグ』432円
・国分『缶つま うにのコンソメジュレ』1,069円
・八木長本店『いり胡麻 ゆず味』594円
・榮太樓總本鋪『ポケット缶 梅ぼ志』356円
・千疋屋総本店『フルーツポンチ ミニパック』540円
・大和屋『ごはんにかけるかつおぶし』430円~880円
・人形町志乃多寿司總本店『ちらし寿司の素』864円
・古樹軒『ふかひれカレー』648円
■「江戸東京一」取扱老舗 ※予定も含む
佃煮で有名な「日本橋 貝新」、お茶の「森乃園」、コーヒーの「ミカド珈琲」などの食品ばかりでなく、扇子の「伊場仙」、創業1653年(承応2年)の「小津和紙」、書画用品の「有便堂」などの文房具や呉服なども取り扱う。
江戸の昔から、災害時には復興の旗手となってきた日本橋老舗が、令和の今も日本橋から日本を元気にしたいという願いが込められている。その逸品をサイトで覗いてみよう。
(田原昌)