限定100台の「ラングラー ルビコン」は、2ドア仕様ならではの悪路走破性や俊敏性を誇る

ラングラーシリーズの中でも最強の悪路走破性を誇る「ルビコン」には、卓越した駆動力を生みだすロックトラックフルタイム4×4システムをはじめ、悪路でフロントアクスルの動きを任意に拡大させられる電子制御式フロントスウェイバーディスコネクトシステムや、車体や機関部品を保護するロックレールおよびスキッドプレートなどが搭載される。

そして、2ドア仕様のホイールベースは2,460mmと4ドア仕様よりも550mm短く、ロックセクションなどでの路面干渉のリスクが軽減。5.3mという最小回転半径も4ドア仕様より0.9m小さく、木々の間を縫って走るようなシチュエーションでも抜群のフットワークが期待できる。

一方、装備は4ドア仕様と基本的に共通となり、ルビコン専用の17インチアルミホイールやBFグッドリッチ製のマッド&テレインタイヤなどが採用されている。

パワートレーンは、最高出力284ps/最大トルク347Nmを発揮する3.6LのV6自然吸気エンジンに、8速ATを組み合わせる。JC08モード燃費は9.6km/Lで、使用燃料はレギュラーガソリンとなる。

また、衝突被害軽減ブレーキ付の前面衝突警報やストップ機能付のアダプティブクルーズコントロール、ブラインドスポットモニター、リアバックアップカメラといった運転支援システムも標準装備する。

ボディカラーならびに限定台数は、スティンググレーC/Cが限定40台、ヘラヤライエローC/Cが限定60台となり、内装色はいずれもブラック。

そのほか、RUBICON刺繍入りのレザーシートやレッドカラーのインストルメントパネル、フェンダーフレアなどを装備し、ルビコンならではの個性が演出されている。価格は589万円。

(zlatan)

画像元:FCAジャパン