3世代目となる新型BMW X6が、“光るキドニーグリル”を初採用

新型X6のボディサイズは、全長4,945×全幅2,005×全高1,695mm。先代と比べると20mmロングで15mmワイドで5mmローとなる。

デザイン面でのハイライトは、ライトアップ機能を備えた「キドニーグリル アイコニック・グロー」になるだろう。ブランドの象徴であるキドニーグリルを内側から輝かせることで、より立体的に見せるとともに、ナイトドライブや地下駐車場などでかつてない存在感を放つ。

また、より直線的で鋭くなったヘッドライトをキドニーグリルと分割して配置し、リアでは細く伸びたL字型のリアランプを採用することによって、低重心かつワイドなスタイルをさらに強調している。

内装では、12.3インチのフルデジタルメーターや10.25インチのコントロールディスプレイを配置し、先進的かつ機能的なコックピットを実現。また、上質感と座り心地の柔らかさをバランスさせた「ヴァーネスカ・レザーシート」を標準装備するほか、クリスタル製のシフトノブをはじめとした高級オプションも多数ラインナップしている。

パワートレーンは、ロングドライブが得意なディーゼルと、パワフルかつ官能的な高性能ガソリンターボの2種類を用意。いずれも8速スポーツATならびにxDrive(4WDシステム)と組み合わされる。

まず3.0Lの直噴ターボディーゼルは、最高出力265ps/4,000rpm、最大トルク620Nm/2,000rpm-2,500rpmを発揮し、力強くシームレスな加速だけではなく、高回転域での心地よいサウンドも特長とする。

一方、4.4Lの直噴V8ガソリンターボは、最高出力530ps/5,500rpm、最大トルク750Nm/1,800-4,600rpm を発揮し、0-100km/h加速4.3秒という俊足を誇る。また、Mスポーツエキゾーストシステムをはじめ、高性能モデル専用カラーの「セリウムグレー」をキドニーグリルやエアインテーク、エアブリーザー、ミラーキャップに採用している。

運転支援システムは、ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援を含む、BMW最先端の機能がすべて標準で備わる。

■グレードおよび価格
X6 xDrive35d=990万円
X6 xDrive35d M Sport=1,069万円
X6 M50i=1,395万円

(zlatan)

画像元:BMWジャパン