日産リーフは、EVならではの力強くシームレスな加速やランニングコストの優位性、家庭用やアウトドア用の電力として魅力的なだけではなく、非常時の電源としての価値にも注目が集まっている。
今回のマイナーチェンジでは、運転支援技術の「プロパイロット」や駐車操作のすべてを自動制御する「プロパイロット パーキング」を改良し、より自然かつ熟練ドライバーのような制御を実現している。
プロパイロットは、ドライバーのストレスをさらに軽減するべく、下り坂での設定速度キープや、よりスムースに減速するブレーキ操作などを可能に。
また、従来まで間欠時のみに限定されていたワイパー使用時の作動をLo/Hi時にも作動するよう進化させ、雨天時もプロパイロットを活用できるようになっている(一部機能を除く)。
プロパイロット パーキングは、駐車時の発進や切り返しの際の待ち時間を短縮するとともに、据え切りも減らして制御を最適化。これによって、車庫入れや前向き駐車の時間が約20%短縮しているという。これまでは時間がかかるのを嫌い、宝の持ち腐れとなっていた先進技術が、真の意味で“使える機能”に進化したと言い換えることもできるだろう。
さらに、車線変更時の斜め後方の車両との接触回避をアシストする「インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)」も新たに採用している。
「NissanConnect」では、「ドアtoドアナビ」に目的地に合わせて途中の充電プランを提示する日産初のEV専用機能を追加。また、「OTA(Over The Air)自動地図更新」や車内がWi-Fi環境になる「docomo In Car Connect」、Googleを用いた目的地検索やストリートビューなども初採用している。
そのほか、9インチのEV専用ナビシステムやシャークフィンアンテナをほぼ全グレードで標準装備し、ボディカラーには「ステルスグレー」や「ビビットブルー」といった4色の新色を追加している。
■グレードおよび価格
e+ G=499万8,400円
e+ X=441万1,000円
G=418万9,900円
X V セレクション=405万6,800円
X=381万9,200円
S=332万6,400円
(zlatan)
画像元:日産自動車
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