海外向けのハイエースをベースとした新型グランエースのボディサイズは、全長5,300×全幅1,970×全高1,990mm、ホイールベース3,210mm。スーパーロング&ワイドな堂々たるボディを活かしながら、華やかで心地よい“おもてなし”の移動空間を実現している。
3列6人乗りの「Premium」では、2列&3列シートに専用のエグゼクティブパワーシートを採用。ロングスライド&パワーリクライニング機構、パワーオットマン、快適温熱シート、格納式テーブルなどを装備し、ゲストに快適な移動を約束する。
一方、4列8人乗りの「G」では、2列目にエグゼクティブパワーシート、3列目にレバー操作でシート調整可能なリラックスキャプテンシート、4列目にワンタッチで座面が跳ね上がる6:4分割チップアップシートを採用。乗車人数や荷物に合わせてフレキシブルに対応できる仕様としている。
両タイプともに、木目調パネル+LEDカラーイルミネーションが後席のゲストを包み込むように施され、落ち着きのある大人の上質感を演出する。
スライドドアの開口部は1,000mmと大きく、後席へのアクセス性にも配慮。また、事前予約のうえ、スマートキーを携帯して車両に近づくとスライドドアが自動的に開く「スマートエントリー&プッシュスタートシステム」を標準装備する。さらに、スライドドアを閉じ始めれば、完全に閉じたタイミングで自動的に施錠する予約ロック機能も採用している。
パワートレーンは1機種で、ポスト新長期規制に対応した2.8Lの直噴ターボディーゼル(177ps/450Nm)+6速AT+FR(後輪駆動)を採用する。最小回転半径は5.6m(17インチタイヤ装着時)で、巨大なボディから想像するよりは取り回し性も悪くなさそうだ。WLTCモード燃費は10.0km/L。
運転支援システムは、歩行者(昼夜)や自転車(昼間)を検知対象とした予防安全パッケージ「トヨタ セーフティ センス」を搭載。そのほか、後方カメラの映像を映し出すデジタルインナーミラーや、リヤクロストラフィックオートブレーキも備わる。
■グレードおよび価格
Premium(3列6人乗り)=650万円
G(4列8人乗り)=620万円
(zlatan)
画像元:トヨタ自動車
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