SUVルックの限定車、「cross up!」が3年連続でバージョンアップ

500台限定となる「cross up!」は、上級グレードの「high up!」をベースに、アクティブ感を漂わせる特別な内外装をまとう。今回はさらなるバージョンアップを図り、VWは「up!の集大成といえる限定車」と謳っている。

外装では、シルバー×ブラックの専用パーツによるコントラストが注目点。具体的には、前後バンパーやホイールハウスエクステンション、ブラックサイドモールディング、シルバードアミラー、シルバールーフレールを専用アイテムとして採用する。

ボディカラーは、「コスタアズールメタリック」「ハニーイエローメタリック」「トルネードレッド 」という3色が設定されている。

一方の内装は、スポーティなブラックで統一しつつ、シルバーのドアシルプレートやアンビエントライトなどで特別感を演出する。

そして今回は、若者を中心に人気の高い“beats sound system”を標準装備する。

“beats sound system”は、300W・8チャンネルのパワーアンプにデジタルプロセッサーを搭載し、 6個のスピーカーとサブウーハーから成るハイエンドスピーカーを車両全体にレイアウトすることで、力強い低音から澄みわたる高音まで、流れる景色とともに愉しむことができる。

運転支援システムも充実し、緊急時の自動ブレーキはもちろん、パークディスタンスコントロールやオプティカルパーキングシステム、リヤビューカメラも標準装備とし、駐車時の安全性を大幅に高めている。

搭載するパワートレーンは、1.0Lの3気筒エンジン(75ps/95Nm)+シングルクラッチ式ATで、コンパクトなボディをキビキビと走らせる。ただし、シングルクラッチは変速時に“クセ”があるため、ATモードで運転する際は変速のタイミングでアクセルをかるく抜くか、MTモードを駆使してマニュアル気分で運転した方が、変速ショックの少ない快適なドライブを愉しめるだろう。価格は216万9,000円。

(zlatan)

画像元:フォルクスワーゲン グループ ジャパン