日本橋兜町に新プロジェクト。ホテルと飲食の複合施設が来春グランドオープン

日本橋兜町は、その昔、渋沢栄一翁が邸宅を構えており、明治時代、日本で初めて銀行や証券取引所などを起こしたことから、「コト始めの街」「投資の街」「証券の街」として有名だ。

そんな街の一角、東京証券取引所のすぐ裏手に佇む、大正12年竣工の地下1階、地上4階建てのビル「兜町第5平和ビル」を大規模リノベーションし、ホテルと飲食の複合施設「K5(ケーファイブ)」が、2020年2月にグランドオープンする。

 

兜町第5平和ビルの重厚な風格は、兜町の中でもひときわ目立つ。現在改修工事が進められているが、破損が見られる部分以外は可能な限り残す予定だ。

■五感を刺激する店舗

テナントには、ニューヨーク発のクラフトビールブランド「ブルックリン・ブルワリー」の世界初となるフラッグシップ店「B(ビー)」や、目黒の人気レストラン「KABI」がプロデュースする新店舗「CAVEMAN(ケイヴマン)」、目黒と代々木八幡で注目を集めるコーヒーショップ「SWITCH COFFEE TOKYO(スイッチコーヒートーキョー)」が入るほか、田中開と野村空人の両氏がプロデュースするライブラリーバー「青淵(アオ)」など、「Revitalize -新しい命を吹き込む-」をコンセプトに、人の五感を刺激する店舗が大集結。

■「B」(ビアホール)

多種多様な「Brooklyn Brewery」のビールを片手に楽しめる様々なコンテンツが予定されており、足を運ぶたびにその姿を変える場所となる。

■SWITCH COFFEE(コーヒーショップ)

エスプレッソやカフェラテなどのほか、シングルオリジンのドリップコーヒーを用意。朝から夕方まで、いつ立ち寄っても手軽に質の高いコーヒーを提供する。

■CAVEMAN(レストラン)
国籍に囚われない、見たこともない料理の数々をナチュラルワインやビールと合わせていただける。

■青淵(バー)
ライブラリーバー。アジアのお茶や漢方をベースにしたカクテルを提供。日中はティーサロンとしても営業する。

ちなみに、「K5」のネーミングは、建物の現行名称「兜町第5平和ビル」から、KABUTOのK、第5の5を組み合わせたシンプルなもの。新しく生まれ変わり始める「日本橋兜町」のHUBとなるような存在になるにちがいない。

■K5 
開業日:2020年2月1日(土)グランドオープン(予定)
住所   :東京都中央区日本橋兜町3番5号
URL:http://k5-tokyo.com

(Takako.S)