江戸幕府への献上品「博多織」が時計ストラップになって新発売!

​鎌倉時代より受け継がれてきた、長い伝統を持つ「博多織」。

その中でも特別な柄「献上柄」が、時計のストラップになって登場した。

Knotは、日本各地の伝統技術と世界の人々を結ぶ「MUSUBUプロジェクト」の第16弾として、777年余りの歴史を持つ「伝統的工芸品」博多織のストラップを発売する。

■江戸幕府への献上品として重宝された「博多献上」
江戸幕府へ博多織を献上していた当時、用いられていた「独鈷華皿文様」の間に「縞」を配したその柄が、後に「献上柄」として博多織を代表する柄となった。江戸の後期になると、庶民も博多織を着用することが許され、需要が拡大。

その後、江戸時代の崩壊と共に献上品としての受注がなくなったことにより、献上博多織の新たな使用用途が現代まで広がりを見せている。

■どんな時計にも合わせやすいモノトーンカラー
今回、この献上柄を時計ストラップとして新たに開発、定番である白黒帯を選んだ。

「独鈷柄」はブラックレザー、「華皿柄」はホワイトレザーと柄の雰囲気に合わせてモノトーンに仕上げた。合わせる色を選ばず、様々な時計に合わせてコーディネイトが楽しめる。

【FUKUOKA CHIKUZEN-ORIMONOHAKATA-ORI NATO SHAPE STRAP】
価格:¥6,000(税別)
品番:NCH-18
カラー:ホワイト(WH)、ブラック(BK)
素材:博多織/栃木レザー
サイズ:225㎜
2019年6月20日(木)  福岡天神ギャラリーショップ 先行発売
2019年7月 全国のギャラリーショップ 、オンラインショップ発売予定

【初回生産限定パッケージ】
博多織の歴史、ストーリーが楽しめる初回生産限定パッケージを数量限定で用意。

■伝統×革新が織り成す新しい博多織の可能性
明治時代以降はジャカード機の導入により技術革新が起こり、商品の多様化が進む。現在ではコンピューターを活用し、繊細で精密な柄の表現まで可能になった。

福岡では博多織を様々な分野に活かされており、献上柄が福岡空港やホテルの装飾として採用され、また毎年7月に開催される山笠祭りの帯としても使用されている。

そして博多織は1976年、経済産業大臣による「伝統的工芸品」の指定を受けた。

■「MUSUBU PROJECT」とは
「ジャパン・クオリティで日本と世界を結ぶ。」デザインと品質に優れたMade in Japanの腕時計で、日本各地に息づくモノ作りの伝統を世界へ伝えたい。

MUSUBUとは日本独自のクラフトマンシップと世界の人々を、リストウェアという形で結ぶプロジェクト。匠の手から、世界の人々の腕元へ。確かな品質を、物語と共に。

どんなコーディネートにも合う、博多織のストラップ。他にはない、伝統の良さが光る一品だ。

公式オンラインストア:http://knot-designs.com/

(田原昌)