「映像」と「音」で日本酒を味わう「HOLO酔い升」登場!体験イベント開催

この10年間で日本酒の出荷量は大幅に減少している一方で、海外での日本酒人気は加熱している。日本酒は世界に誇るべき、そして後世に残すべき文化だ。

そこで、テクノロジーで日本酒市場の活性化に一役買う「HOLO酔い升」が誕生した。

■日本酒の持つストーリー性に着目
ワインの味の感じ方は、生産地や歴史などの情報を事前に得ることで大きく変わると言われている。しかし、奥深い背景を持つのはワインだけではない。日本酒にも、生まれた美しい場所、醸造の過程、製造者の想いなど、たくさんの背景がある。

本プロジェクトは日本酒の持つストーリー性に着目し、ソムリエがワインの蘊蓄を語るように、日本酒のストーリーを「升」が語ることで、その味わい方を拡張することに挑戦。

女性や若年層など、これまで日本酒の愛好家が少なかった層にリーチすることで、日本酒市場の活性化に一役買いたいと考えている。


■「HOLO酔い升」の特徴
「HOLO酔い升」は、ドリルが、デジタル・クリエイティブ・プロダクションのトンガルマンと共同で開発。

升の底に装置が敷かれており、パネルに映像が映し出されることで、液体の中に桜や花火などの映像が浮かんでいるように見える。升にはスピーカーも内蔵されており、日本酒の縁の音楽や、川のせせらぎなどの環境音、ナレーションなどを流すことも可能。

飲む人は、その日本酒が生まれてから手元に届くまでのストーリーを五感で丸ごと味わえる。まさに究極の日本酒の楽しみ方だ。

■今後の展開
日本酒の銘柄をスマホアプリで認識し、それによって映像と音声データを再生、升にその銘柄ならではのホログラム映像と音が再生されるようになる。

■「HOLO酔い升」体験イベント
この「HOLO酔い升」で、日本酒の新しい楽しみ方を体験できるイベントを開催。体験会では、日本酒にちなんだ桜のホログラム映像と音を再生する。

開催日:2019年6月26日(水)・27日(木)
時間:18:00〜21:00
場所:PAVILION (東京都目黒区上目黒1-6-10 中目黒高架下)

体験料金:HOLO酔い升利用料500円(税別)
※日本酒の代金、テーブルチャージ350円(税別)別

不思議な升を使って、日本酒の魅力を再発見しよう。

(田原昌)