但馬の春の風物詩「たんとうチューリップまつり」と「但熊」の卵かけごはん

外湯めぐりの「城崎温泉」や但馬の小京都「出石」などで名の知れた兵庫県豊岡市。春になると豊岡市但東町では西日本最大級のチューリップまつりが開催される。

 

■「たんとうチューリップまつり」

4月10日、西日本最大級のチューリップの祭典「たんとうチューリップまつり2019」が開幕。

およそ300品種のチューリップが100万本咲きそろう「たんとう花公園」は一見の価値あり。色とりどりのチューリップの絨毯が春の訪れを喜んでいるよう。

 

普段目にすることのない珍しいチューリップも展示され、毎年趣向を凝らしたフラワーアートも出現する。

 

期間限定の「森カフェ」で特製レモネードやスイーツを味わうこともできる。

 

開催場所:兵庫県豊岡市但東町畑山 「たんとう花公園」

開催期間:4月10日(水)より

開場時間:9時から17時

入園料:大人800円(高校生以下無料)

無料駐車場:170台

 

■卵かけごはん専門店「但熊」

花にはあまり興味がないという方にはおいしい「卵かけごはん」がいただける店はいかが。

同じく豊岡市但東町にある卵かけごはん専門店「但熊(たんくま)」。

 

お昼時には行列ができていることが常。

メニューに卵かけご飯定食、大盛、おかわりとあるが、これはごはんの量の違い。卵はテーブルに山盛りに置かれ、いくつ使っても構わないシステムだ。

 

丼に盛られたごはんは甘みのある「夢ごこち」というブランド米。汁物と香の物が付いている。

テーブルには卵かけごはん用の醤油、牡蠣醤油、「ねぎ」と「のり」、「七味」などの薬味が置いてあり、味の変化も楽しめる。

 

卵かけごはんがメインメニューだが、プレーンオムレツ、おにぎり、くみ出し豆腐、コーヒー、りんごジュースなどのサイドメニューもある。

ふんわり焼かれたオムレツは、中はトロリと半熟状でオーソドックスなトマトケチャップの酸味とよく合う。

 

隣接の「百笑館」では卵や地元の新鮮野菜や加工食品など、「但熊弐番館」では卵をたっぷり使ったプリンやケーキ、お菓子などを販売する。

 

住所:兵庫県豊岡市但東町栗尾916

但熊:http://www.eonet.ne.jp/~tankuma/

 

チューリップのお花見と卵かけ放題の卵かけごはんのランチで麗らかな春の行楽の一日を過ごしてみては。

 

(小椚萌香)