オーストリアのザルツブルクは、かのモーツァルトが誕生した音楽の街。大きくない街でもあるしミュンヘンからは近いと言っても、街歩きをするだけで楽しめる場所なのでぜひ2、3日宿泊してのんびりと楽しんでほしい。
近隣の湖水地方であるSalzkammergut(ザルツカンマーグート)を巡る拠点としてもオススメだ。
街は大雑把に言って、中央駅のある新市街地と、ザルツブルク城の麓に広がる旧市街地の2つに分けられる。旧市街地は場所柄こぢんまりとしたホテルが多く、大きくて近代的なホテルは新市街地に多いように思う。
今回は観光と交通の利便性から、新市街地のホテルを予約。中央駅から歩ける距離だ。
「Hotel&Villa AUERSPERG(アウエスペルグ)」はスパもある4つ星ホテル。ホテル内は現代的な色使いでカラフル、部屋はシンプルで使い勝手がいい。
フロントのスタッフも明るくて(むしろ豪快)、聞けばなんでも教えてくれるので助かった。
そしてここのホテルのイチオシは、何と言っても朝食だ。
朝食会場の広さ、明るさ、そして緑の庭も見えるデザインがリラックスさせてくれる。
ソーセージやハム、チーズがずらりと並べられ、旅行中に不足しがちな新鮮な野菜もたっぷり食べられる。
パンの種類も多く、クロワッサンなどのデニッシュから、ライ麦を使ったドイツパン、「Wienner Gugelhupf(ヴィエナー・クーゲルクップフ)」というケーキもあった。どれもオーガニックな素材を使ったこだわりのパンでとても美味しい。
またオーストリアはジャムの種類が豊富だが、このホテルではジャムやナッツのスプレッドの他に、自家製のハチミツも並んでいた。
実はこのホテル、中庭で蜂を飼っており、そこから新鮮なハチミツをとっているのだそうだ。中庭をのぞいてみると蜂の巣箱が置いてあり、忙しそうに飛び回っていた。
山に囲まれ、自然が豊かなザルツブルク。その自然がもたらした美味しい食事のお陰で、良い1日がスタートできる。
1日の食事のうち、最も大切だと言われている朝食だからこそ、このホテルをオススメしたい。
(田原昌)