今回の改良では、ステアリングデザインの変更や装備のアップグレードのほか、従来の「E 400 4MATIC」に代わって「E 450 4MATIC」を導入している。
スポーク上にシルバーの加飾が加わったステアリングは、フラッグシップのSクラスなどと同じ新世代デザイン。さらにナビの操作などを行う「タッチコントロールボタン」や「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)」のスイッチを備えるなど、機能性も向上させている。
また、セダン/ステーションワゴンの入門グレードを含め、本革シートを全車で標準化し、プレミアム性を高めている。シートカラーは、「ブラック」「ナッツブラウン」「マキアートベージュ」の3色から選択可能だ。
クーペ/カブリオレでは、前席に「イルミネーテッドエアアウトレット」を採用。このエアコン吹き出し口は、タービンエンジンをイメージした造形に、シルバーシャドー仕上げとしたスポーティなもので、64色から選べるイルミネーションも備えている。
また、エアコンの温度を上げたときにはアンビエントライトが赤く、温度を下げたときには青く光るなど、操作内容を直感的に感じることができる。
そして、全ボディタイプに加わった「E 450 4MATIC 」は、従来の3.5リッターから3.0リッターのV6ツインターボへと排気量を縮小しながら、最高出力が+34psの367ps、最大トルクが+20Nmの500Nmへと引き上げられている。
ちなみに「E 450 4MATIC」はセダン/ステーションワゴンでは「エクスクルーシブ」、クーペ/カブリオレでは「スポーツ」のサブネームを名乗る。
■ボディタイプおよび価格帯
Eクラス セダン=701万円~1,805万円
Eクラス ステーションワゴン=738万円~1,858万円
Eクラス クーペ=700万円~1,086万円
Eクラス カブリオレ=735万円~1,141万円
(zlatan)
画像元:メルセデス・ベンツ日本
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