浮世絵でよみがえるデヴィッド・ボウイ。浮世絵&写真展が『BOOKMARC』で開催!

デヴィッド・ボウイ(69歳)が亡くなったのは2016年1月10日。常に先鋭的であり続けた彼の生き方は、「アーティスト」「芸術家」として称されることも多かった。

そんなデヴィッド・ボウイへのオマージュ作品ともいうべき「UKIYO-E PROJECT presents デヴィッド・ボウイ 浮世絵展」が6月23日(土)から7月1日(日)までニューヨーク発ファッションブランド『マーク ジェイコブス』が手掛けるブックストアBOOKMARC(ブックマーク)にて、開催されることとなった。

著名な二つのポートレイト作品をモチーフに浮世絵と写真のコラボレーションの実現である。

 

■商品名:出火吐暴威変化競「竹沢藤次」

テリー・オニール「ダイアモンド・ドッグズ」より

絵師:石川真澄 / 彫師:関岡裕介(三代目関岡扇令)/ 摺師:伊藤達哉 サイズ  480mm×340mm(縦仕様)*200点限定

価格 108,000円(税込)

 

<商品概要>

二代目竹沢藤次は江戸時代、様々な演出やからくりで大人気の曲芸師。エンターテイナーとして、ある意味イリュージョニストであったボウイとは親和性が高いといえる。

本図は「ダイアモンド・ドッグズ」に映る躍動的な犬を狐に見立て、九尾(きゅうび)の狐の伝説を題材とした演目で、曲独楽(きょくごま)の芸を披露する藤次を演じるボウイを描いている。

 

Singer David Bowie poses with a large barking dog for the artwork of his 1974 album ‘Diamond Dogs’ in London.

 

 

 

■商品名:出火吐暴威変化競「鬼童丸」

ブライアン・ダフィ「アラジン・セイン」より

絵師:石川真澄 / 彫師:佐藤奈美 / 摺師:中山誠人 サイズ  480mm×340mm(縦仕様)*200点限定

価格 108,000円(税込)

<商品概要>

浮世絵の題材でしばしば用いられる鬼童丸は、鎌倉時代の説話集「古今著聞集」(ここんちょもんじゅう)や曲亭馬琴(きょくてい ばきん)の「四天王剿盗異録」(してんのうしょうとういろく)などに登場する妖術使い。本図は、大蛇を操る荒々しい鬼童丸と、繊細で神秘的な魅力を放つボウイのイメージを掛け合わせて表現している。

 

UKIYO-E PROJECT(浮世絵プロジェクト)は、浮世絵が描いてきた各時代の美人や、歌舞伎役者、人気スポット…といった“時代のスタンスを現代に生かしたい”という考えの基、現代のスターを伝統木版画で表現。これまでに描いてきたのはアメリカのアーティストKISS。ももクロとKISSのコラボ曲CDのジャケットを製作。そして第二弾としてイギリス伝説のへヴィ・メタルバンド、アイアン・メイデンとのコラボレーションを果たしてきた。

 

デヴィッド・ボウイのファンだけでなく、芸術品としての価値が高い作品。是非見に行ってみてはいかがだろう。

 

 

UKIYO-E PROJECT presents デヴィッド・ボウイ 浮世絵展

featuring the works of Terry O’Neill and Brian Duffy

■会期:2018年6月23日(土)– 7月1日(日)12:00 – 19:00

オープニングレセプション

■日時:2018年6月22日(金)19:00 – 20:30

■場所:BOOKMARC(ブックマーク)東京都渋谷区神宮前4-26-14

 

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(Y.FUKADA)