「50」から「125」へ……受け継がれる「モンキー」の魂

新型の原付二種レジャーモデル「モンキー125」は、モンキー50の特徴やイメージそのままに、125ccへとスケールアップ。走る楽しさや広がる行動範囲はもちろん、カスタムを妄想するだけでワクワクしてくるモデルだ。

エンジンは空冷・4ストローク・OHC単気筒(最高出力9.4ps/7,000rpm、最大トルク11Nm/5,250rpm)に4速MTを組み合わせ、市街地で多用する回転域では力強く、ツーリングではスムーズさを楽しめる出力特性としているという。

ちなみに運転には普通二輪免許(小型限定も可)もしくは大型二種免許のどちらかが必要になる。

脚まわりには、バネ下重量を軽減する倒立フロントフォークや強度を確保した専用設計のスイングアームを採用し、タイヤは12インチの極太ブロックパターンタイプを装着。1,155mmのホイールベースも相まって、操縦安定性や乗り心地が大きくジャンプアップしている。

主体色は「パールネビュラレッド」と「バナナイエロー」の2色。前後スチールフェンダーやマフラーカバー、ヘッドライトトリムは高品位なクローム仕上げ。すべての灯火器はLEDとなる。

また、スピードメーターは液晶ディスプレイで、イグニッションONでウインクするアニメーションが楽しめるようだ。

価格はフロントABS付きが43万2,000円、無しが39万9,600円。125ccへとスケールアップし、最新アイテムを奢っていながら、従来のモンキー50(33万6,960円)との価格差はわずかだ。

(zlatan)

画像元:本田技研工業