新型アウディTT RSクーペ/TT RSロードスターは、昨年から本格スタートしたサブブランド“Audi Sport”のイメージを牽引するモデルだ。
見た目はシンプルにかっこいい。シャープな面構えや固定式リヤスポイラーをはじめ、停まっているのにスピード感がある佇まいは、飛び立とうとしている戦闘機を連想させる。
コックピットの装いも、アウディらしい理路整然としたクリーンさと、Audi Sportらしいスポーティ感に溢れている。
オールアルミ製となる新開発の2.5リッター直5ターボは、従来型に比べて26kgの軽量化を実現。新たなターボチャージャーを備え、従来から+60psの400ps! 同じく+30Nmの480Nm! を発生する。
0-100km/h加速はクーペで3.7秒、ロードスターで3.9秒と公表されていて、これはもちろん歴代TTで最速のタイムとなる。
車両の運動性能を左右する前後重量配分も最適化している。具体的にはエンジンを26kgも軽量化したことや、クワトロ(フルタイム4WD)の多板クラッチをプロペラシャフトの後部に配置するといった工夫が効いている。
また、TT RSとしては初めてクワトロと4つの走行モードを選べるアウディ・ドライブセレクトを協調制御し、正確無比なハンドリングやダイナミックなコーナリングを実現しているという。
価格は「TT RSクーペ」が962万円、「TT RSロードスター」が978万円。ステアリング位置は右も左も選べる。
(zlatan)
画像元:アウディジャパン
- 1
- 2