アウディ次世代の「クロスオーバーコンセプト」を公開── プロローグ3番目のメンバーへ

「オールロード」はアバントの派生モデルで、世界的にも人気が高まっているクロスオーバーSUVにカテゴライズされる。今回の「プロローグ オールロード」は、先の「プロローグ アバント」などと共通のデザイン言語を用いながら、クロスオーバーらしい逞しさが表現されている。
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とはいえ、そこはアウディ。悪路もこなせるロードクリアランスや大径ホイール、ルーフレールなどを備えつつ、洗練された造形美やエレガントさが際立つ佇まいは、まさに高級クロスオーバーのそれだ。
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アウディの顔であるシングルフレームグリルは、よりワイドにより低くなっている。6本の艶消しアルミニウムクロスバーは繊細な処理が施されていて、光の当たり方によって様々な表情を見せてくれそうだ。

LEDの採用によってデザインの自由度を増したランプ類は、現在よりもシャープかつクールな眼差しを届ける。
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インテリアでは、浮いているように見えるセンターコンソールやフロントシートが新しい。また、インパネに内蔵された3つのタッチパネルが、これまでに無い見た目や操作性、エンターテイメント性を実現している。

パワートレインは、引き続きプラグインハイブリッド(PHV)システムを採用。パワー&トルクはシリーズ最強で、最高出力734ps/最大トルク900Nmを発生する。
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これで「セダン」「アバント」「オールロード」が出揃ったプロローグシリーズ。4番目にメンバー入りするのは「コンパクト」だろうか。もしかすると、9月のフランクフルト・モーターショーあたりで登場するかもしれない。

(zlatan)

写真:Audi AG

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