GLEクーペは、現在のMLクラスをベースに開発されたミドルサイズSUV。メルセデス・ベンツは2015年から全シリーズの車名に新しいネーミング手法を導入し、現行MLクラスは「GLE」と呼び名を新たにリスタートする。
新しいネーミング手法について少しご紹介すると、まず車名の頭文字には、SUV系に「GL」、4ドアクーペに「CL」、ロードスターに「SL」が付く。それに続く文字はセグメントを表し、上級モデルから順に「S」「E」「C」「B」「A」が続く。これまでの呼び名に慣れている方は少々とまどうかもしれないが、複雑化したラインナップが整理され、より分かりやすい構成になっている。
基幹モデルに関しては従来通り、Sクラス、Eクラス、Cクラス、Bクラス、Aクラスを名乗る。注目したいのはモデル表の空き枠となっている部分。この幾つかにはいずれ、新しいモデルが追加されていくのかもしれない。
GLEクーペは、クーペのようにリアへ傾斜していくルーフラインを特徴とした美しい佇まいとタフな走破性、居住性や使い勝手を巧みにブレンドしたスタイリッシュなSUV。今回ワールドプレミアされた「GLE 450 AMGクーペ 4MATIC」は、ハイパフォーマンスな頂点モデル「メルセデス-AMG」とスポーティな専用デザインを纏う「AMG スポーツパッケージ」の間に位置づけられる新シリーズ、「AMG スポーツ」の第一弾にあたる。
ガソリン仕様は、最高出力367ps／最大トルク519Nmを発生する3.0リッターV6ツインターボと9G-TRONIC（9速AT）に、メルセデス自慢の4WDシステム「4MATIC（フォーマチック）が組み合わされる。
日本への導入時期は今のところ未定だが、楽しみなSUVがまた1台増えたことに違いはない。
試乗してみたい方は・・・The Point of Test Drive!
（zlatan）
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