アウディ「TT」の新たなスポーティネスを提案する「TT スポーツバック コンセプト」

アウディはパリモーターショーで、アウディ「TT」の新たなスポーティネスを提案するべく4シーター・5ドアのスポーツカー「TT スポーツバック コンセプト」を発表した。Audi TT Sportback concept伝統的な「TT」のフォルムを継承しつつ、さらに伸びやかなデザインを纏った「TT スポーツバック コンセプト」。オートチャイナで発表された「TT オフロードコンセプト」に続いて登場した、将来の「TT」派生車種を予感させるコンセプトモデルだ。ボディサイズは全長4.47m、全幅1.89m、全高1.38m、ホイールベースは2.63mと、最新のアウディ「TT」 と比べ、全長は29cm長く、全幅は6cm広く、ホイールベースは12cm長く、全高は3cm低くなっている。

搭載される2.0TFSI(直噴ターボエンジン)は最高出力400PS、最大トルク450Nmを発生す。ダイレクト ギヤチェンジを100 分の数秒で行う3 シャフトレイアウトのコンパクトな7 速S トロニックと4輪駆動システム「クワトロ」と組み合わされる。Audi TT Sportback conceptアウディの技術開発担当取締役のウルリッヒ・ハッケンベルク博士は「この20 年間で、TT によってアウディは自動車のデザインアイコンの一つとなるデザインを作り出しました。それ以降、私たちはスポーティでエレガントな5 ドアモデルとして、「A5 スポーツバック」や「A7 スポーツバック」を生み出してきました。そして今回、「TT スポーツバック コンセプト」にて、アウディ「TT」ファミリーの1台となりうる新しいモデルを作り上げるべく私たちは両方のコンセプトを融合させたのです。」と述べている。