春を呼ぶ大室山の山焼きと一碧湖畔に佇む「伊豆一碧湖ホテル」

静岡県伊東市にある大室山はお椀を伏せたような山の形がくっきりと見える伊東市のシンボル的な存在。

ロープウェイで山頂へ上ると絶景が広がる。

毎年山焼きを行っており、荒天・雨天でなければ今年の山焼きは2月12日(日)。

山焼きの松明による点火は先着順で一般の観光客も有料であるが参加できる。

全山を覆う枯れ草に火が点けられると山裾から炎が山頂に駆け上がりものの10分から20分で焼き上がる。

大室山が見える場所すべてがビュースポットということになるが、大室山のふもとの「さくらの里」からの眺めが間近で迫力がありお勧めだ。

大室山と小室山のほぼ中間に周囲4キロほどの大きさのひょうたん型の湖がある。

俳人の与謝野夫婦にも愛された一碧湖(いっぺきこ)である。

湖面が静かな日には山や木や空が美しく映し出され「伊豆の瞳」と呼ばれる。

湖畔には散策のための遊歩道が整備されのんびり自然の中での散策やボートを借りれば湖面遊覧も愉しめる。

一碧湖の湖畔にプライベート重視で広い敷地にコンドミニアムタイプの建物が点在する「伊豆一碧湖ホテル」が佇む。

部屋は小グループや2世代・3世代に最適な最大8名までゆったり泊まれるゆとりのある間取りの3LDKの和洋室。

愛犬と宿泊可能なペット用のトイレトレー・トイレシートなどが用意された客室もある。

部屋にはキッチンも浴室もあり、チェックインのあとはプライベート空間でホテルスタッフと会うこともないので別荘に居るように滞在できる。

ホテル母屋にレストランと温泉棟に温泉大浴場とエステがあるので、ホテルにいるように贅沢な時間も過ごせる。

温泉の泉質はカルシウム・トリウム硫酸塩温泉。神経痛・筋肉痛・関節痛・冷え性・疲労回復に効果がある。

レストランでの夕食は創作和会席。地元で水揚げされた新鮮な魚介類と伊豆の山々の食材を丹精込めた手作りの品々。

調理長自ら野菜を収穫することもあるそうだ。

別注料理のアワビの踊り焼きや伊勢海老のお造り、伊豆特産の金目鯛の煮つけなどもオーダーしてみたい。

ランチや夜食の簡単な軽食もルームサービスで利用できるのもありがたい。

 

住所:静岡県伊東市吉田839-91

電話:0557-45-7557

伊豆一碧湖ホテル 公式サイト:http://kitetsuhotels.jp/ippekiko/

 

(小椚萌香)