BMWとアウディジャパン、スーパーGT参戦チームへのサポートを強化

BMWとアウディジャパンは、スーパーGTシリーズのGT300クラスへ参戦するチームに対するバックアップ体制の強化を打ち出した。P90146424まずはBMW。SUPER GT 2014に「BMW Z4 GT3」で参戦する「BMW Sports Trophy Team Studie」に対して、コラボレーション・パートナーとして包括的なサポートを行うと発表した。「BMW Sports Trophy Team Studie」は昨年まで「GSR&Studie with TeamUKYO」として活動してきたBMW専門のチューニングショップ「Studie」が新たに立ち上げたチーム。
BMWのサポート内容は、ドイツのBMW モータースポーツのワークス・ドライバーであるヨルグ・ミューラーの起用、BMW モータースポーツからの車体のカラーリング・デザインの提供、車両購入にあたりビー・エム・ダブリュー・ジャパン・ファイナンス株式会社のファイナンス・サービスの提供、技術サポート、技術スタッフの提供など多岐にわたる。なおヨルグ・ミューラーとペアを組むのはル・マン24時間での優勝経験をもつ荒聖治。4月6日、岡山で行われた今季開幕戦で2位に入る好スタートを切った。
2014_hitotsuyama_audi_01一方アウディ ジャパンも「アウディ R8 LMS ultra」で参戦する「HITOTSUYAMA Racing」とのパートナーシップを発表。2012年からGT300クラスにアウディで参戦する「HITOTSUYAMA Racing」に対して、アウディ本社のモータースポーツ部門であるファクトリーチーム「アウディ スポーツ」からのエンジニアサポートをはじめ、アウディ ジャパンとしてバックアップ体制をより強化するとのこと。直噴エンジン、LEDライト、軽量化技術等、モータースポーツのフィールドで培った技術を市販車に展開しているアウディは「Race track to the Road」のスローガンを掲げている。開幕戦では予選16位と出遅れてしまったが、決勝は8位でフィニッシュした。

インポーターの強力なバックアップを得て、今シーズンを戦う両チームに注目したい。