1月より東京国立博物館にて開催中の開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」が期間限定で夜間開館を実施する。開催日は2月21日(金)〜3月15日(土)の金・土、および2月23日(日・祝)。
この期間は午後8時までの開館となるため、錚々たる寺宝の数々をゆっくりと見に行くことができる。
京都・大覚寺の寺宝を東京国立博物館で一挙公開中
令和8年(2026年)、京都・大覚寺が開創1150年を迎える。これに先立ち開催中の「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」では、重要文化財をはじめとした寺宝を公開している。
安土桃山~江戸時代を代表する画家・狩野山楽の代表作「牡丹図」「紅白梅図」などの120面を超える障壁画のほか、歴代天皇による信仰の歴史を物語る書、平安時代後期の明円作「五大明王像」など密教美術の名品も展示。
さらに注目は、源満仲、義経、頼朝など源氏の一族に代々受け継がれてきた「兄弟刀」とされる「太刀 銘 □忠(名物 薄緑〈膝丸〉)」と「太刀 銘 安綱(名物 鬼切丸〈髭切〉)」。いずれも東京では初めて同一ケースで展示している。
午後8時までの夜間開館の実施が決定
そして今回、好評のため同展の夜間開館を行うことが決定した。実施日は2月21日(金)、2月22日(土)、2月23日(日・祝)、2月28日(金)、3月1日(土)、3月7日(金)、3月8日(土)、3月14日(金)、3月15日(土)。
上記開館日は通常午後5時までのところ午後8時まで開館を延長する。入館は閉館の30分前まで。イベント会期終盤は混雑が予想されるため夜間開館時の来場を検討しよう。
吉岡里帆さんが音声ガイドとして登場
同展の音声ガイドはゲストナレーターの岡本信彦さん、花江夏樹さんとともに、吉岡里帆さんが大覚寺巡りを案内。会場レンタル版とアプリ配信版を用意し、大覚寺の歴史、きらびやかな障壁画の見どころを紹介する。アプリ版では岡本さん、花江さんによる膝丸・髭切の伝説について語る限定トラックも楽しめる。
オリジナルグッズや来場者限定ノベルティを紹介
会場内特設ショップでは、出品作品をモチーフにしたオリジナルグッズを販売している。中でも刀剣関連グッズの「トートバッグ」「チャーム」などが人気だ。
さらに、2月18日(火)からは同展の図録を含むグッズを税込4,000円以上購入した人に、「太刀 銘 □忠(名物 薄緑〈膝丸〉)」「太刀 銘 安綱(名物 鬼切丸〈髭切〉)」を中面にあしらった特製タトウ(ポケット付きの紙製ファイル)を配布する。なお、限定ノベルティは先着5,000部限定となり、なくなり次第終了する。
仕事終わりやお出かけの後にゆっくり入館できるのは嬉しい。多忙で諦めていた人も来場を検討してみてはいかがだろう。
開創1150年記念 特別展「旧嵯峨御所 大覚寺 -百花繚乱 御所ゆかりの絵画-」
前期展示:開催中~2月16日(日)
後期展示:2月18日(火)~3月16日(日)
休館日:月曜日(2月24日は開館)、2月25日(火)
開館時間:午前9時30分~午後5時
※2月21日(金)以降の金・土曜日および2月23日(日・祝)は午後8時まで
※入館は閉館の30分前まで
展覧会公式サイト:https://tsumugu.yomiuri.co.jp/daikakuji2025/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000151176.html
(hachi)