壮大で幽玄な名勝「瀞峡」の景観に感動!この春登場のガイドツアーで自然と歴史を体感しよう

名勝「瀞峡(どろきょう)」は、和歌山・奈良・三重の三県境にまたがる大峡谷だ。

今年の春、有形文化財である「瀞ホテル」の探索と瀞八丁における川舟遊覧、筏師の道歩きを組みあわせた新たなガイドツアーが登場。

大峡谷に没入して時の厚みに触れる特別な体験を、1組4名限定で開催。プライベートなツアーでゆったりと楽しめる、深淵なる世界を旅してみたい。

文化人に讃えられた歴史的な景勝地「瀞峡」

「瀞峡」は、国の特別名勝・天然記念物や南紀熊野ジオパーク、そして吉野熊野国立公園の特別保護地区に指定され、高さ20~50mほどの奇岩が立ち並ぶ峡谷をゆったりとした北山川が流れる、壮大かつ幽玄な景観が特徴の名勝だ。

明治期から全国に広く知られ、佐藤春夫や田山花袋、与謝野晶子・鉄幹夫婦などの文化人も訪れてきた歴史的な景勝地でもある。

瀞峡観光の拠点となる「田戸」には、大正時代から続く奈良県有形文化財の「瀞ホテル」が瀞峡を見下ろして悠然と構え、この土地に根付いてきた林業と筏師の文化の息遣いを伝えている。

また、瀞峡の上流域では北山村の「観光筏流し」が行われ、紀伊半島を代表する著名な寺社仏閣である「玉置神社」や「熊野本宮大社」は、車で30分前後の距離だ。

さらに、十津川温泉や川湯温泉、湯の峰温泉など、有名な温泉地にも隣接している。

一日をかけて天下の名勝瀞峡で「時の深遠を旅する」

春から始まるツアー「Timeless-Being Tour」は、6時間半をかけて瀞峡を堪能するガイドツアーだ。

「瀞ホテル」を起点に、歴史ある建物の探索、川舟での遊覧、筏師の道歩きなど、多彩なアクティビティを通して瀞峡の自然と歴史を深く体感できる。

朝から楽しむ「瀞峡」の歴史と自然

ここで、予定されているツアー行程を紹介したい。

朝の9時半に瀞峡に到着した後、ガイドの案内で「瀞ホテル」の二階へ。荷物を置き、ゆったりと瀞峡を眺めてみよう。

それから、「瀞ホテル」の建物を巡る。

この土地で同ホテルはどんな役割を果たしてきたのか、そしてどのような経緯でいままで残ってきたのか。建物から広がる瀞峡の今と過去のストーリーをたどる時間だ。

11時頃には川舟に乗り込み、絶景の中でエンジンを止め、ゆったりとした時間を川の上で過ごす。何百年と変わらない渓谷の景観の中に入り込み、その空気を全身で体感してみよう。

地域の食材を使った季節のランチを「瀞ホテル」で味わった後は、「筏師の道」を歩き、瀞峡を見下ろす上流のビュースポット「山彦橋」を目指す。

かつてこの川の主役の一人だった筏師たちが歩いた道をたどりながら、この土地と深く関わる林業と観光、そして瀞峡とともに生きてきた田戸集落の人たちやその暮らしに触れる時間となる。

そして旅の最後は、ゲスト自身で瀞峡での過ごし方が選べるようになっている。

フィールドに出て集落の過去に触れたり、瀞峡のいまをもっと満喫したり。選べるオプションも用意されている。

ツアーを利用して、瀞峡の魅力を多角的に体験してみては。

Timeless-Being Tour
発売:2025年春から
参加人数:1組4名限定
価格:1名あたり約28,000円〜(4人組の場合)※予定
販売:十人十旅、KUMANO TRAVEL
十人十旅:https://www.junintotabi.com/
KUMANO TRAVEL:https://www.kumano-travel.com

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000155787.html

(田原昌)