来たる12月中旬、1804年(文化元年)から続く福井の老舗蔵元「黒龍酒造」が、純米大吟醸酒「黒龍 220周年記念 3本セット」をリリースする。
同セットでは、昭和・平成・令和という時代と、蔵元の六代目・七代目・八代目にフォーカス。新しい年の幕開けを告げる1杯としてはもちろん、大切な人へのギフトとしてもうってつけだろう。
品質第一の酒造りを220年にわたって追求
「良い酒を造る」という理念を礎に、220年もの長きにわたって品質第一の酒造りを追求してきた黒龍酒造。
今回の3本セットは、吟醸蔵としての礎を築いた六代目・水野義太郎氏、黒龍ブランドを確立した七代目・水野正人氏、日本酒の更なる価値創造を推し進める八代目・水野直人氏へのオマージュという側面を併せもつ。
力強さと冷静さを掛け合わせたデザイン
ラベルデザインは、「キシリトールガム」や「おいしい牛乳」などを手掛けたことでも知られる、グラフィックデザイナーの佐藤卓さんが担当。今回は「黒龍」の黒をベースに、力強い筆の祓(はらい)に艶を抑えたシルバーを奢り、力強さと冷静さを掛け合わせている。
また、黒龍の「三つ爪」をモチーフとした、3種類の祓もデザインのポイントになる。3種類の祓は三つの爪でお祓いされているかのようなイメージと、六代目が縦に一本柱を立て直し、七代目と八代目がそれを支え、さらに洗練させてきた歴史を重ねたものとなる。
それでは、3本セットの内容を紹介していこう。
黒龍 純米大吟醸 六・義
口当たり滑らかで、力強い苦味が味わいを引き締めるクラシックなスタイルを体現。その味わいは、青リンゴやメロンのフレッシュさ、甘美な香り、吟醸酒が持つ力強さが見事に調和されている。
黒龍 純米大吟醸 七・正
吟醸蔵として洗練され始めた、当時の黒龍を表現。青リンゴや洋ナシの青々しさとユリのような華やかさが調和したフレグランスを特徴とし、直線的で伸びやかな酸が、スタイリッシュでエレガントな味わいを創り出している。
黒龍 純米大吟醸 八・直
歴代から受け継いだ黒龍のスタイルを新たな味わいで表現。熟したバナナや黒糖、アーモンドなどのアロマが重なり合い、苦味と甘味のコントラストで奥行きのある味わいに仕立てている。
歴史の重みを感じさせる3本の「黒龍」は、華やかな場にも相応しい存在感や味わいを提供してくれるだろう。
黒龍 220周年記念 3本セット
発売日:12月中旬予定
価格:66,000円(税込)
内容量:720ml×3本セット(純米大吟醸酒)
使用米:兵庫県産山田錦100%
精米歩合:40%
アルコール分:17%
公式オンラインストア:https://www.kokuryu.co.jp/220th_anniversary/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000060612.html
(zlatan)