渾身のライブペインティングは必見!阪急うめだ本店にてアーティスト・小川貴一郎氏の作品を一堂に展示

阪急うめだ本店では、8月14日(水)~8月26日(月)の期間、パリ在住のアーティスト・小川貴一郎氏の作品が一堂に会する「小川貴一郎展“GURUGURU – eye am watching you -”」を開催。

同展ではキャンバスの作品の他、衣服・バッグ・家具など、100点を超える作品を展示。また、渾身のライブペインティングを通して、そのあふれるパワーを発信する。

物が続いて回る様、巻きつける様を描くアーティスト

小川貴一郎氏は、1970年、大阪府生まれ。わずか6歳にして、ロンドンのパンク・ロッカーが着るレザージャケットの背中に描かれた骸骨に強烈な影響を受け、洋服に描き始めたという。

その後、20年以上建築の世界に携わった後、アーティストとして独立。2018年、イタリアのメゾンブランド・フェンディのアイコンバッグ・ピーカブーの誕生10周年を祝うプロジェクトで、世界の5人のアーティストに選ばれた。

2020年に渡仏し、パリに在住。現代美術の画家として活動中。物が続いて回る様、巻きつける様を描く「GURUGURU」が代表作だ。著書に「監禁芸術」がある。

パワーあふれる圧巻のライブペインティングは必見

8月14日(水)~8月26日(月)のイベント開催期間中には、小川貴一郎氏の100点を超える作品を展示販売する。

8月17日(土)には、15時~から約15分、小川氏の渡仏後初となる、日本での大規模な公開ライブペインティングを行う。

同氏の手法は、作品に直接手を触れずに円を描き上げることから、“空気に描く”と表現される。わずか15分ほどで、100号サイズ大に描かれていく様は、パワーあふれる圧巻のライブペインティングだ。

また、小川氏の作品を購入した人の中から希望者に、ネイリストが小川貴一郎氏のアートを施術する。

ネイリスト来店日は、8月14日(水)・8月17日(土)・8月18日(日)・8月24日(土)・8月25日(日)。各日先着順で、枠が埋まり次第終了となる。

「Kapustin」(120cm×120cm×7.5cm)

「Kapustin」(120cm×120cm×7.5cm)

「Stilleven」(80cm×80cm×3cm)

「Stilleven」(80cm×80cm×3cm)

「Whitney」(50cm×50cm×7cm)

「Whitney」(50cm×50cm×7cm)

Asile Flottant 復活プロジェクトにも注目

第一次世界大戦後、パリの街中にあふれていた戦争難民を救済すべく、ル・コルビジェ氏と前川國男氏により設計された難民救済船「Asile Flottant (アジール・フロッタン)」。

100年以上にわたり受け継がれてきた日仏文化交流の象徴とも言えるこの船が、2018年のセーヌ川増水により水没。同船の復活に関わった建築家の不撓不屈の物語を紹介するとともに、このプロジェクトのために小川氏が制作した絵画を特別に展示する。

また、同プロジェクトを率いる日本建築設計学会会長の遠藤秀平氏と小川氏が、8月18日(日)14時から約60分にわたり対談を行い、Asile Flottant 復活プロジェクト について語る。

“空気に描く”と表現される小川貴一郎氏の作品を間近に体感できる「小川貴一郎展 “GURUGURU – eye am watching you -”」展。この夏、見逃せないイベントの一つだろう。

小川貴一郎展“ GURUGURU – eye am watching you – ”
開催期間:8月14日(水)~8月26日(月)※最終日は17時終了
開催場所:阪急うめだ本店9階 阪急うめだギャラリー
所在地:大阪府大阪市北区角田町8-7
入場料:無料
公式サイト:https://website.hankyu-dept.co.jp/honten/h/gallery_ogawakiichiro/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001933.000014431.html

(高野晃彰)