スペイン・リオハのトップ生産者シエラ・カンタブリアが生み出す珠玉のワイン「CVC」から、日本人アーティストの井田幸昌氏がラベルを手掛けた特別なワイン「CVC 88(シー・ブイ・シー・88)」が誕生。
パブロ・ピカソの生誕の地マラガにある「ピカソ生誕地ミュージアム」にて、アジア人初となる個展を開催した井田氏と、スペイン初のアドヴォケイト100点ワイン「テルマンシア」など数々のプレミアムワインを生み出したエグレン家の出会いから生まれたワインだ。
シエラ・カンタブリアの最上級キュヴェ「CVC」
生産者であるシエラ・カンタブリアは、リオハだけでなくスペインを代表するワイナリーである。
トップキュヴェ「アマンシオ」「フィンカ・エル・ボスケ」はスペイン国内のワインガイドで度々100点満点を獲得しており、「素晴らしいワインは素晴らしい畑からしか生まれない。」「その起源の独自性、特徴、純粋さを守るのはその土地に住む人間の責務である」というエグレン家の哲学にふさわしいものである。
「CVC」とは「Conjunto de Varias Cosechas(様々な収穫の組み合わせ)」の意で、冷涼だった「2007」、バランスの取れた「2010」、暖かく乾燥していた「2012」と、特徴的であった3つのヴィンテージを組み合わせて造られる。
それぞれ新フレンチオークバリックにて熟成され、平均熟成期間は8年強、2019年1月にアッサンブラージュされ、さらに2年以上瓶熟されるのが特徴だ。
井田幸昌氏が手がける特別なラベル
長年の弛まぬ努力を注ぎ込んだ葡萄栽培と、超一流の醸造家マルコス・エグレン氏がその技術の粋を集めた珠玉のワイン、そのラベルを手掛けたのは、日本人アーティスト井田幸昌氏。
ピカソ生誕地ミュージアムでの個展に偶然立ち寄ったミゲル・エグレン氏が彼の作品に衝撃を受け、88歳の誕生日を迎える父ギレルモ・エグレン氏の肖像画をオファーしたことが今回のラベル制作のきっかけだそう。
井田氏は2.27m×1.62mという巨大なキャンバスに描かれた肖像画をベースにラベルを作成し、2022年リリースのCVCは88歳のギレルモに捧げ「CVC 88」として限定リリースされることになった。
このコラボレーションは、スペインと日本の文化と芸術が融合した歴史的な出来事と言っても過言でない。世界中のコレクターや愛好家から注目される一品だ。
代理店公式サイト「ヴィントナーズ」:https://www.vintners.co.jp
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000125310.html
(akihiro takeji)