【パリサロン2014特集01】ワールドプレミアは100台以上!? 世界最大級のモーターショーがもうすぐ開催

世界5大モーターショーのひとつであるパリ・モーターショー、通称:パリサロンが10月2日より「ポルト・ド・ヴェルサイユ見本市会場」で開催される。パリサロンの起源は1898年と古く、歴史的にも格式的にも最大級の敬意を払うべきモーターショーだ。

ちなみに前回の2012年は123万人を超える来場者があり、6月に事前PRで来日した主催者は「 世界でもっとも来場者が多いモーターショーです」とイバっていた(ちなみに僅差の2位は東京モーターショー!)。各国メーカーの力のいれようは言わずもがな。今回も約100台のワールドプレミアが予定されている。

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【今年の世界初公開は?】

さて、ワールドプレミアとは文字通り「世界初公開」モデルのことだが、最近では他より先んじたいという各国メーカーの思惑もあって、開幕前から公式フォトやイメージ動画が公開されることが増えている。事前の出展リストに無い“サプライズ”に至っては、ほぼ絶滅状態。取材する側とすれば事前情報はありがたいけれど、やはり予期せぬモデルとの遭遇はモーターショーの醍醐味でもある。今回のパリサロンで、その願いが叶うことを秘かに期待している。

前置きが長くなったが、パリサロン2014で注目したいモデルをプレビューしていこう。まずは憧れのハイブランドから!

1. ベントレー ミュルザンヌ スピード
フラッグシップの「ミュルザンヌ」を高性能化した頂点モデル。搭載する6.75リッターV8ツインターボは最高出力537ps/最大トルク1100Nmを発生し、0-100km/h加速を4.9秒で駆けぬける。パワーアップに対応して足回りも強化。超豪華サルーンながらアグレッシブな走りも楽しめるという贅沢極まりないモデルだ。

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2.フェラーリ 458 スペチアーレA
V8フェラーリ最強の「458 スペチアーレ(605ps/540Nm)」のオープン版、「458 スペチアーレA」が披露される。いつの時代も羨望にちょっとした嫉妬が入り混じった視線を集めるフェラーリだが、自然吸気エンジンで世界一となるハイパワーをオープンエアで味わう感覚とは一体どんなものなのだろうか……。※写真は「458 スペチアーレ」。

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3.ランボルギーニ 謎のモデル
ランボルギーニは「謎のモデル」の登場を予告している。黒背景に描かれたシルエットや「Once perfection is achieved, you can just double it.」という謎めいたメッセージからは、後席を備えた4シーターを予感させられるが、果たして……。謎が解けるのは現地時間の「10月2日(木)AM 9:50」だ。

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(zlatan)