「健康診断では問題ないのに、なんとなく調子が悪い」そう感じている男性というのは多いようです。実は、なんとなく調子が悪いというのは「未病」と呼ばれ、病気になる手前と言われているのです。
男性が感じる未病とは、どんなものなのでしょうか。
●未病とは…
未病というのは、なんとなく調子が悪いという状態のことです。
例えば、「疲れやすい」「体力が落ちた」「疲れが取れない」といった症状を感じたことはないですか?
これらはすべて、未病の症状のひとつです。
疲れに関する項目が多いことから、働き盛りのビジネスマンに多いといわれています。
未病を放置しておくと、体調が悪い日が続いて、大きな病気に繋がってしまうかもしれません。
未病の段階で対処をしておくことで、大きな病気を防ぐことが出来るのです。
●仕事のストレスが未病の原因
未病の大きなサインは、疲れです。
疲れやすくなったり、疲れが取れなくなったりする原因の多くは、ストレスにあるといわれています。
特に、未病の症状が出やすくなる30~40代男性というのは、働き盛りであり、会社の中でも重要なポストにいることが多いでしょう。
上司もいて、後輩もいてという状況は、思った以上にストレスがかかるものです。
未病を抱えている男性は、仕事にやりがいを感じなくなってしまったり、充実感を感じなくなってしまいます。
それが出世や昇進を妨げてしまう原因にもなり、更なるストレスを抱えて悪循環に陥りやすくなってしまうこともあるのです。
●生活習慣の改善で対処できる
未病に対処するためには、生活習慣の改善が必要になります。
ストレスをお酒で解消するような生活をしていては、未病を改善することは出来ず、いずれ大きな病気に繋がります。
また、「なんとなく調子が悪い」程度で病院にはいかないという男性も多いので、放置してしまいがちになるのです。
ですが、未病というのは病気の一歩手前程度の話なので、生活習慣を改善するだけで対処することが出来るのです。
例えば、規則正しい生活をして、バランスの良い食事を取ることを心がけましょう。
健康的な生活をしていくことで、未病に対処し、大きな病気を防ぐことが出来るのです。
未病とは、厳密に言えば病気ではありません。
ですが、病気ではないからといって放置していると、大きな病気に繋がってしまうこともあります。
毎日の生活を規則正しいものにして、ストレスを溜めないようにすることで、健康的に生活していくことが出来るのです。