神戸の靴工房がヒール高5cmの歩きやすく健康的なシークレットシューズの販売を開始

神戸の靴工房「chestpass(チェストパス)」が、シークレットシューズ「secmrét(シムレ)」の先行販売を、応援購入サービス「Makuake」にて1月27日(金)18時より開始した。

同シューズはユーザーの健康を考え、無理のないシークレットシューズを開発することはできないかと考案した末に実現した商品。無理せずさりげなく、ほんの数センチの高さが手に入るシューズとして注目される。

無理せず背伸びしない5cmというさりげないヒール高

「secmrét」は、外から見るだけでは、ヒールアップしていることが分からない。そんな履いた本人のみが知る、さりげない高さはヒール部分と合わせて5cm。

デザインは外羽根のドレスタイプで、スッキリとしたチゼルトーのロングノーズを採用する。

表に使う素材には、姫路の老舗タンナーと共同開発したキメの細かいキップレザー*を使用。裏地は単色仕様にすることで、インヒール部の境目を目立たなくし、脱ぎ履きした時にも、シークレットだとは分からない仕様に仕上げる。

人間が歩く際に、最も身体に負担がかからないヒールの高さは、2.5cm〜3.8cmといわれる。「secmrét」のヒール傾斜は、人間工学に基づいた3.8cmで作られる。そして、身体に負担のかからないヒール高を追求した結果、5cmという数値にたどり着いた。

高すぎるヒールは、足底腱膜が常に緊張を強いられ、足に負荷が掛かるだけでなく、歩行効率も下がる。ただ身長を高く見せることだけを目的にしたシークレットシューズには、多くの欠点がある。同シューズは人間工学に基づいたヒール高で、シークレットシューズのデメリットを解消する。

しなやかで丈夫な素材&卓越した職人による製作

「secmrét」は、人間工学に基づいた設計と、日本人の足に合う木型で作成。そして、日本屈指の卓越した技術を持つ職人が丁寧に製作する。商品の製造は全て国内。裁断から出荷まで、各工程のプロフェッショナルが手掛ける。

表革には姫路の老舗タンナー「山陽レザー」に依頼した、しなやかさと丈夫さをあわせ持った高級キップレザーを使用。裏材にも高級馬革を使用し、ソフトな足当たりを実現する。

ソールには、返りが良く、雨でも滑りにくいラバーを使用。その仕上がりは、革底と比べても、遜色のない光沢と機能を持つ。

予約販売期間は4月26日(水)まで。一般販売価格は33,000円(税込)だが、「Makuake」超早割価格は30%OFFの23,900円(税込)。「Makuake」での販売・出荷完了後は、公式オンラインストアでの販売予定となる。

「もう少しだけ、身長があれば…」と思う人は多いことだろう。そんな時、さりげなく高さを演出してくれて、身体にも負担がかからない「secmrét」は、とても重宝するに違いない。

secmrét(シムレ)
Makuake販売サイト:https://www.makuake.com/project/secmret/

(高野晃彰)

* 生後6か月から2年までの仔牛の革のこと