プーリアワイン専門店「Wine Shop Terre(ワインショップ テッレ)」を運営する輸入会社のテッレが、イタリア・プーリア州の小規模ワイナリー「Antico Palmento(アンティコ・パルメント)」のワイン5種を新たに発売した。
白・ロゼ・赤がバランスよく揃い、いずれのワインもテロワールが最大限に表現されている。
プーリア州のサレント半島にある家族経営の「アンティコ・パルメント」
イタリア・プーリア州のサレント半島にある「アンティコ・パルメント」は、1998年に小さな家族経営ワイナリーとして誕生した。オーナーであるBruno Garofano(ブルーノ・ガロファノ)氏は、いつか自身のワイナリーを持つことを夢見ながら、40年来ブドウ・ワイン造りに携わってきたという。
彼らが持つ畑の土壌は、酸化鉄や粘土を多く含む株仕立てでのブドウ栽培に最適な「terra rossa(テラ・ロッサ)」という赤土。そこに南イタリアの強い日差しと少ない降雨量が組み合わさり、ミネラルと糖分をふんだんに含んだ素晴らしいブドウとワインが生み出されるのだ。
新たに登場したワイン5ラベル
今回登場した5つのラベルのうち、赤ワインのラインナップは3本と多いため、好みの味わいを見つけやすいだろう。
Sorsi d’Estate(ソルシ・デスターテ)
「ソルシ・デスターテ」は、花や柑橘系を思わせる華やかな香りが特徴のブレンド白ワイン。一口飲むとフルーティなアロマが香り、みずみずしく爽やかな酸味が広がる。特にムスクの香りが際立っており、後からついてくる柑橘類や白い花のような柔らかいニュアンスも印象的だ。
Rose del Sud(ロゼ・デル・スドゥ)
「ロゼ・デル・スドゥ」は、しっかりとした味わいが魅力のロゼワイン。華やかなコーラルピンクの色は見た目にも美しく、花や地中海の果実を思わせる爽やかな香りには、まさにマンドゥーリアのプリミティーヴォ・ロゼの特徴が現れている。飲み口は柔らかいながらも、しっかりとしたボディが癖になるだろう。
Chiodi di Garofano(キオーディ・ディ・ガロファノ)
「キオーディ・ディ・ガロファノ」は、マンドゥーリアのワインの特徴が最大限に引き出された上品で濃厚な赤ワイン。ドライフルーツやマジパン、スパイスの風味が広がるフルーティーながらも複雑な香りが魅力だ。滑らかなタンニンが持ち味ながら、ブドウ本来の味わいが楽しめるため、赤ワイン好きにはたまらない1本。
Acini Spargoli(アチーニ・スパルゴリ)
「アチーニ・スパルゴリ」は、60年の歴史を持つブドウの古木が使われた重厚な味わいの赤ワイン。口に含むと、ドライフルーツやスパイスの甘く温かい風味が口中に広がる。アルコール度数は高いものの、柔らかさがあるため、良質なタンニンを感じることができる。食事にももちろん合うが、単体としても十分に楽しめる。
La Dolce Vite(ラ・ドルチェ・ヴィーテ)
「ラ・ドルチェ・ヴィーテ」は、熟した果実味に少々のスパイシーさが混じり合った、甘口のデザートワイン。繊細なタンニンとバランスのよい酸味が持ち味のこの赤ワインは、ドライペストリーや高級チョコレートとの相性抜群。食後酒として、食後にじっくりと単体で味わうのもおすすめだ。
「アンティコ・パルメント」のワインは、国内での取り扱いは「ワインショップ テッレ」のみ。ワイン好きの人は、一度公式サイトをチェックしてみてはいかがだろうか。
ワインショップ テッレ
公式オンラインショップ:https://www.terre-wine.com
※価格はすべて税込
(kyoko.)