和歌山県の世界遺産・熊野古道の一棟貸し宿「SEN.RETREAT TAKAHARA」と、ヴィラ型コンテナホテル「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」では、12月31日(土)~1月2日(月)に宿泊し、熊野三山で除夜の鐘を聴き、初日の出を拝める「年越し別荘プラン」の予約受付を開始した。
自然の中で、自分たちだけの時間を過ごそう。
リトリート体験ができる、熊野古道に点在する宿
「SEN.RETREAT」は、大自然の中でストレスをリセットする「リトリート体験」ができる無人運営宿のブランド。
熊野古道の主要な参詣道「中辺路(なかへち)」沿いに宿を作る計画で、第1弾として、標高300mの山間にある集落・田辺市中辺路町高原で、空き家をリノベーションした一棟貸し宿「SEN.RETREAT TAKAHARA」を開業した。
続く第2弾として、古くから熊野詣の宿場町としてにぎわった中辺路町近露に「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」を開業。バーベキューができるプライベートガーデンや、焚き火を囲めるテラス、ゲスト自身で生地からこねて焼けるピザ窯などを備えている。
古来から信仰を集める熊野での滞在
古来から“蘇りの地”として広く信仰を集めた熊野。「前世の罪を熊野速玉大社が浄め、現世の縁を熊野那智大社が結び、熊野本宮大社は来世を救済する」といわれたことから、熊野三山に足を踏み入れると一度死んで魂が清められ、熊野から出る頃には再生を果たすとされてきた。
そこで熊野古道にある同宿は、年の瀬に熊野に滞在し、心新たに新年を迎えることのできる贅沢な期間限定年越しプランを用意。
無人運営ではあるが、年越しそばやお雑煮などの食材が用意されているので、大晦日やお正月には自分で調理してみよう。なお、三が日に例年約40万人が初詣に訪れる熊野本宮大社までは、CHIKATSUYUから車で約25分、TAKAHARAから車で約45分と好アクセスだ。
長期滞在に最適な一棟貸し宿
どちらの宿も、広々としたキッチンに各種調理器具をそろえている。大晦日用の猪鍋と年越しそば、お正月用の餅は用意されているので、それ以外の食事については近隣のスーパーで食材を調達し、ゲスト自身で用意しよう。
そして今回のプランでは、和歌山産のアルコール、ソフトドリンク、お菓子をオールインクルーシブで用意している。
熊野での年越しおすすめ旅程
大晦日は、地元で獲れた猪肉を使ったしゃぶしゃぶ鍋と、年越しそばを堪能。厳かな雰囲気の中、ライトアップされた那智の滝と、那智山青岸渡寺の三重塔を眺め、除夜の鐘を聴こう。
明けて元日には、花窟神社前の海岸で午前0時から打ち上げられる花火を見て、那智の妙法山阿弥陀寺より初日の出を拝むという1日を。
そして、1月2日(月)には、熊野本宮大社へ初詣にでかけよう。
年越し別荘プラン
いずれの宿も、12月31日(土)にチェックイン、2023年1月2日(月)にチェックアウト。
「SEN.RETREAT TAKAHARA」では、最大10名まで宿泊可能。料金は1人24,000円だ。
コンテナホテル「SEN.RETREAT CHIKATSUYU」は2〜6名向け。料金は6人棟で1人20,000円、4人棟で1人18,000円となっている。なお、同プランは働き方改革に関する取り組みの一環として、清掃の入らないプランとなる。
特別な土地で、厳かな新年を迎えてみては。
SEN.RETREAT TAKAHARA
所在地:和歌山県田辺市中辺路町高原1966
SEN.RETREAT CHIKATSUYU
所在地:和歌山県田辺市中辺路町近露1806
予約:https://forms.gle/mxLtU8kTMBV2e9PS9
(田原昌)