サンクトガーレン「麦のワイン」2種を、ボジョレー・ヌーボーに対抗して同じ11月17日に解禁!

神奈川県厚木市の元祖地ビール屋サンクトガーレンが、ワイン並みの高アルコールを持ちワインのように長期熟成が可能なビール“麦のワイン”2種類を販売。

11月17日(木)のボジョレー・ヌーボー解禁日に、各6,000本限定で販売する。

長期熟成が可能なビール“麦のワイン”

麦のワインは19世紀に寒冷でブドウ栽培が出来なかったイギリスが、フランスワインの人気に対抗して造ったビールと言われている。“ワイン”と名に付くようにビールでありながらワインに匹敵するアルコールを持ち、ワインのように年単位での長期熟成が可能だ。

当時は大麦麦芽を主原料とした“バーレイワイン(Barley Wine)”1種類だったが、1980年代にアメリカで小麦麦芽を主原料にした“ウィートワイン(Wheat Wine)”が誕生。サンクトガーレンでは2006年よりバーレイワインを販売。2012年よりウィートワインを追加した。

バーレイワイン、ウィートワインともに原材料は通常ビールと同じ麦芽、ホップ、水、ビール酵母のみ。それを膨大な量使用し、極限までアルコールを高めている。麦芽は通常の約3倍も使用。

麦芽

麦芽

さらに麦汁の濃度の高い部分だけを使っているため、サンクトガーレンの醸造システムでは通常1回の仕込みで約2,000Lのビールが造れるところ、麦のワインはその半分の1,000Lしか造れないという。

味は麦の旨味が凝縮された、非常に濃厚で蜜のようにとろりとした口当たりが特徴。特にウィートワインの主原料である小麦麦芽は大麦麦芽よりもタンパク質が多いため、液の粘度が強くなり“とろみ”をより強く感じる。

ビールの苦味と香りの基になるホップはウィートワインで2.5倍。バーレイワインでは約7倍もの量を使用。そのため、特にバーレイワインは通常のビールとは比較にならないほどの濃厚さとともに、華やかな香りと、重厚な苦味をあわせもっている。

“鮮度が命”の常識を覆す、古いほど価値が上がるビール

普通ビールは新鮮な出来たてのほうが喜ばれるが、麦のワインは逆。熟成させると、ドライフルーツやカラメルが複雑に絡み合ったような甘味が強く出てくる。

サンクトガーレンの麦のワインはシャンパンと同じ瓶内2次発酵製法で仕上げている。発酵の終了したビールから古いビール酵母を取り除き、新鮮なビール酵母と、糖分(麦汁)を添加して1本1本手作業で密封している。

栓を開ける瞬間まで発酵が続く、単なる酵母入りビールとは一線を画す、本当の生きているビールだ。

ビールファンなら、今年のボジョレー解禁日は麦のワインで決めてみてはいかがだろうか。

el Diablo 2022/エル ディアブロ2022(悪魔)

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Un angel 2022/ウン アンヘル2022(天使)

Un angel 2022/ウン アンヘル2022(天使)

Barley Wine/バーレイワイン(大麦のワイン)
商品名:el Diablo 2022/エル ディアブロ2022(悪魔)
主原料:大麦麦芽
ボトル内容量:300ml
アルコール度数:10%
希望小売価格:1,100円(税込)

Wheat Wine/ウィートワイン(小麦のワイン)
商品名:Un angel 2022/ウン アンヘル2022(天使)
主原料:小麦麦芽
ボトル内容量:300ml
アルコール度数:10%
希望小売価格:1,100円(税込)

サンクトガーレン タップルーム
所在地:神奈川県厚木市中町2-2-1 本厚木ミロード2 1階(本厚木駅北口すぐ)
営業時間:11:00~23:00 (日・月は22:00まで)※ラストオーダー フード 1時間前、ビール30分前
公式サイト:https://www.sanktgallenbrewery.com/taproom/

(akihiro takeji)